JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

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3.20.2 必要な環境

JP1/ServerConductorで仮想化されたサーバを管理する場合に必要なプログラムなどについて,説明します。

<この項の構成>
(1) console1,agent3
(2) manager1
(3) agent1,agent2

(1) console1,agent3

管理コンソールおよび管理対象サーバのagent3に必要なプログラムについては,「3.2.2 必要な環境」を参照してください。

(2) manager1

manager1を管理サーバとして設定する場合,次の環境が必要です。

項目 名称
プログラム
  • BSM
    マネージャサービスをインストール
ライセンス 管理対象サーバの数に対応したサーバ管理ライセンス
設定情報 ログイン用パスワードの設定

(3) agent1,agent2

agent1,agent2を管理対象サーバとして設定する場合,物理サーバと同様,LPAR上で稼働しているサーバそれぞれにエージェントサービスをインストールする必要があります。また,使用する機能によって,LPAR上で稼働しているサーバそれぞれに,JP1/ServerConductorのコンポーネントから必要なコンポーネントを選択してインストールしてください。

注意
エージェントサービスをインストールする前に,OSドライバの設定でTCPセグメンテーションオフロード機能または大量送信オフロード機能を無効にしてください。TCPセグメンテーションオフロード機能および大量通信オフロード機能は,仮想NICでサポートされていません。TCPセグメンテーションオフロード機能を無効にしていないと,マネージャサービスがほかのサービスとの接続を受け付けなくなる場合があります。詳細については,マニュアルの仮想NICの使用に当たっての注意事項を参照してください。
機種 マニュアル名称
BS1000 BladeSymphonyユーザーズガイド
BS320 BladeSymphonyセットアップガイド
BS2000 BladeSymphonyソフトウェアガイド
BS500 BladeSymphony OSセットアップガイド