JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

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2.2.2 管理対象サーバの種類に応じて使用できる機能

JP1/ServerConductorでは,管理対象サーバの種類に応じて使用できる機能が異なります。管理対象サーバの種類に応じて使用できる機能を次の表に示します。

なお,LPAR上で稼働しているサーバで使用できる機能については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド」の仮想化されたサーバの管理(HVMの場合)について記載している章を参照してください。また,仮想化プラットフォームのサーバで使用できる機能については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド」の仮想化されたサーバの管理(仮想化プラットフォームの場合)について記載している章を参照してください。

表2-1 管理対象サーバの種類と使用できる機能

項番 機能 管理対象サーバの種類
BS2000 BS1000 BS500 BS320※1 HA8000
1 コンソールサービスでの表示
2 ローカルコンソールサービスでの表示
3 Webコンソールサービスでの表示
4 アラート情報の表示 サーバアラートログ
5 BIOSポストログ × × × × ※2
6 SVPログ ※3 ※3 ※3 ※3 ※4
7 アラートのフィルタリング
8 未通知アラートの通知
9 アラート発生時のサーバ動作の設定
10 アラート受信時のプログラムの自動起動
11 アラートのJP1/Cm2/NNMへの通知 ※5 ※5 ※5 ※5 ※5
12 アラートのe-mail通知
13 アラートのログファイルへの記録
14 ウォッチドッグタイマによる障害監視 ※4
15 電源制御
16 リモートコントロール ※2 ※2 ※2 ※2 ※2
17 ファイル転送 ※2 ※2 ※2 ※2 ※2
18 リモートコンソール ×
19 ランプ制御 ×
20 保守情報の取得
21 サーバの起動監視 ×
22 通信状態の監視(キープアライブ)
23 通信状態の監視(マネージャサービスとサーバシャーシ(SVP)との通信状態監視) ×
24 ハードウェアの使用率超過通知
25 インベントリ情報の参照
26 MIF情報の参照 × × × × ※2
27 ハードウェア構成の参照 ※2 ※2 ※2 ※2 ※2
28 クラスタシステム上の管理対象サーバの運用 × × × × ※2
29 アラートのJP1/IMへの通知
30 DPMとの連携 ×
31 RAIDマネージメントプログラムとの連携 × × × ×
32 HP-UX EMSとの連携 × ※6 × × ×
33 外部プログラムの起動
34 ラック管理
35 N+1コールドスタンバイ × × × ×
36 N+Mコールドスタンバイ ※5 ※5 ※5 ※5 ×
37 ネットワークスイッチ連携 ×
38 ホストグループの自動割り当て機能 ×
39 SMP構成管理 × ×
40 HVM構成管理 ×

(凡例)
○:使用できる
×:使用できない

注※1
BladeSymphony SPを含みます。

注※2
Windowsサーバの場合だけ使用できます。

注※3
サーバシャーシの場合だけ表示できます。

注※4
次の場合だけ表示できます。
・SVPボードを搭載したHA8000に,SVPエージェントサービスをインストールしているサーバ
・SVPボードを搭載したHA8000をVMホストとして管理しているサーバ
・SVPボードを搭載したHA8000のうち,SVP連携機能を使用できるサーバ

注※5
WindowsサーバおよびLinuxサーバの場合だけ使用できます。

注※6
HP-UXサーバの場合だけ連携できます。