JP1/Cm2/SNMP System Observer
インシデントの発行によって通知するイベントについて説明します。
なお,次に示す項目については,どのイベントでもNNMiでの表示内容は同じです。
種別:管理イベント
ファミリ:SSO
- <この項の構成>
- (1) リソース収集でのイベント
- (2) プロセスおよびサービス監視でのイベント
(1) リソース収集でのイベント
リソースの収集状態が変更した場合にイベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssocolmng動作定義ファイルで設定します。ssocolmng動作定義ファイルの設定については,「7.3.8 ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示される収集状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-1 NNMiのインシデントビューに表示される収集状態変更イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Resource_Collect_Normal リソース 正常域 $2の$3の$4(リソースID:$1)の収集状態が収集中になりました。理由:$5 SSO_Resource_Collect_Waiting リソース 正常域 $2の$3の$4(リソースID:$1)の収集状態が待機中になりました。理由:$5 SSO_Resource_Collect_Pending リソース 警戒域 $2の$3の$4(リソースID:$1)の収集状態が延期中になりました。理由:$5 SSO_Resource_Collect_Complete リソース 正常域 $2の$3の$4(リソースID:$1)の収集状態が収集完了になりました。理由:$5 SSO_Resource_Collect_Failure リソース 危険域 $2の$3の$4(リソースID:$1)の収集状態が収集不可になりました。理由:$5
- (凡例)
- $1:リソースID
- $2:カテゴリ名
- $3:グループ名
- $4:リソース名
- $5:理由
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-2 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(収集状態変更イベント)
属性 名称 値 $1 resource-ID リソースID $2 category-name カテゴリ名 $3 group-name グループ名 $4 resource-name リソース名 $5 reason 理由 $6 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $7 source-name 監視サーバのホスト名 リソースの状態が変更した場合にイベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssocolmng動作定義ファイルで設定します。ssocolmng動作定義ファイルの設定については,「7.3.8 ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示されるリソース状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-3 NNMiのインシデントビューに表示されるリソース状態変更イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Resource_Monitor_Cancel リソース 正常域 $2の$3グループに属する$4:$5の状態が非監視に変化しました。現在の値=$7,インスタンス=$6,警戒しきい値=$8,危険しきい値=$9,前の状態=$10 SSO_Resource_Monitor_Unknown リソース 警戒域 $2の$3グループに属する$4:$5の状態が認識不能に変化しました。現在の値=$7,インスタンス=$6,警戒しきい値=$8,危険しきい値=$9,前の状態=$10 SSO_Resource_Monitor_Normal リソース 正常域 $2の$3グループに属する$4:$5の状態が正常域に変化しました。現在の値=$7,インスタンス=$6,警戒しきい値=$8,危険しきい値=$9,前の状態=$10 SSO_Resource_Monitor_Warning リソース 警戒域 $2の$3グループに属する$4:$5の状態が警戒域に変化しました。現在の値=$7,インスタンス=$6,警戒しきい値=$8,危険しきい値=$9,前の状態=$10 SSO_Resource_Monitor_Critical リソース 危険域 $2の$3グループに属する$4:$5の状態が危険域に変化しました。現在の値=$7,インスタンス=$6,警戒しきい値=$8,危険しきい値=$9,前の状態=$10
- (凡例)
- $1:リソースID
- $2:カテゴリ名
- $3:グループ名
- $4:リソース名
- $5:サブリソース名
- $6:インスタンス名
- $7:リソースの値
- $8:警戒しきい値
- $9:危険しきい値
- $10:変更前の状態(非監視:Unm,認識不能:Unk,正常域:Nor,警戒域:War,危険域:Cri)
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-4 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(リソース状態変更イベント)
属性 名称 値 $1 resource-ID リソースID $2 category-name カテゴリ名 $3 group-name グループ名 $4 resource-name リソース名 $5 subresource-name サブリソース名 $6 instance-name インスタンス名 $7 resource-value リソースの値 $8 warning-threshold 警戒しきい値 $9 critical-threshold 危険しきい値 $10 state-before-change 変更前の状態(非監視:Unm,認識不能:Unk,正常域:Nor,警戒域:War,危険域:Cri) $11 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $12 source-name 監視サーバのホスト名 データベースを監視する設定にしている場合,容量がしきい値を超えたときにイベントを発行します。
NNMiのインシデントビューに表示されるデータベースのしきい値超過イベントの内容を,次の表に示します。
表I-5 NNMiのインシデントビューに表示されるデータベースのしきい値超過イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Resource_DB_Size_Warning リソース 警戒域 収集データベース($4)の容量がしきい値 $1(KBytes)を超えました。現在の値 = $2(KBytes)。ユーザテキスト : $3
- (凡例)
- $1:ユーザが指定したしきい値
- $2:収集データベースの容量
- $3:ユーザテキスト
- $4:ターゲットサーバ名
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-6 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(データベースのしきい値超過イベント)
属性 名称 値 $1 user-specified-threshold ユーザが指定したしきい値 $2 collection-database-size 収集データベースの容量 $3 user-text ユーザテキスト $4 target-server-name ターゲットサーバ名
(2) プロセスおよびサービス監視でのイベント
プロセスの監視状態が変化した場合にイベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssoapmon動作定義ファイルで設定します。ssoapmon動作定義ファイルの設定については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示される監視状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-7 NNMiのインシデントビューに表示される監視状態変更イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Process_Monitor_Normal プロセス 正常域 $1の監視状態が監視中になりました。理由:$2 SSO_Process_Monitor_Complete プロセス 正常域 $1の監視状態が監視完了になりました。理由:$2 SSO_Process_Monitor_Failure プロセス 危険域 $1の監視状態が監視不可になりました。理由:$2
- (凡例)
- $1:アプリケーション名
- $2:理由
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-8 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(監視状態変更イベント)
属性 名称 値 $1 application-name アプリケーション名 $2 reason 理由 $3 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $4 source-name 監視サーバのホスト名 プロセスの状態が変化した場合にイベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssoapmon動作定義ファイルで設定します。ssoapmon動作定義ファイルの設定については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示されるプロセス状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-9 NNMiのインシデントビューに表示されるプロセス状態変更イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Process_Status_Unknown_to_Normal プロセス 正常域 $1の$2の状態が認識不能から正常域に変化しました。動作個数=$3,上限しきい値=$4,下限しきい値=$5 SSO_Process_Status_Unknown_to_Critical プロセス 危険域 $1の$2の状態が認識不能から危険域に変化しました。動作個数=$3,上限しきい値=$4,下限しきい値=$5 SSO_Process_Status_Normal_to_Unknown プロセス 警戒域 $1の$2の状態が正常域から認識不能に変化しました。動作個数=$3,上限しきい値=$4,下限しきい値=$5 SSO_Process_Status_Normal_to_Critical プロセス 危険域 $1の$2の状態が正常域から危険域に変化しました。動作個数=$3,上限しきい値=$4,下限しきい値=$5 SSO_Process_Status_Critical_to_Unknown プロセス 警戒域 $1の$2の状態が危険域から認識不能に変化しました。動作個数=$3,上限しきい値=$4,下限しきい値=$5 SSO_Process_Status_Critical_to_Normal プロセス 正常域 $1の$2の状態が危険域から正常域に変化しました。動作個数=$3,上限しきい値=$4,下限しきい値=$5
- (凡例)
- $1:アプリケーション名
- $2:プロセス名
- $3:動作プロセス数
- $4:上限しきい値
- $5:下限しきい値
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-10 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(プロセス状態変更イベント)
属性 名称 値 $1 application-name アプリケーション名 $2 process-name プロセス名 $3 the-number-of-running-processes 動作プロセス数 $4 upper-threshold 上限しきい値 $5 lower-threshold 下限しきい値 $6 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $7 source-name 監視サーバのホスト名 監視サービスの状態が変化した場合にイベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssoapmon動作定義ファイルで設定します。ssoapmon動作定義ファイルの設定については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示されるサービス状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-11 NNMiのインシデントビューに表示されるサービス状態変更イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Service_Status_Unknown_to_Normal サービス 正常域 $1の$2の状態が認識不能から正常域に変化しました。動作状態=$3 SSO_Service_Status_Unknown_to_Critical サービス 危険域 $1の$2の状態が認識不能から危険域に変化しました。動作状態=$3 SSO_Service_Status_Normal_to_Unknown サービス 警戒域 $1の$2の状態が正常域から認識不能に変化しました。動作状態=$3 SSO_Service_Status_Normal_to_Critical サービス 危険域 $1の$2の状態が正常域から危険域に変化しました。動作状態=$3 SSO_Service_Status_Critical_to_Unknown サービス 警戒域 $1の$2の状態が危険域から認識不能に変化しました。動作状態=$3 SSO_Service_Status_Critical_to_Normal サービス 正常域 $1の$2の状態が危険域から正常域に変化しました。動作状態=$3
- (凡例)
- $1:アプリケーション名
- $2:サービス名
- $3:サービスの動作状態
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-12 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(サービス状態変更イベント)
属性 名称 値 $1 application-name アプリケーション名 $2 service-name サービス名 $3 service-status-ja サービスの動作状態 $4 service-status-en サービスの動作状態 $5 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $6 source-name 監視サーバのホスト名 アプリケーションの状態が変化した場合にイベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssoapmon動作定義ファイルで設定します。ssoapmon動作定義ファイルの設定については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示されるアプリケーション状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-13 NNMiのインシデントビューに表示されるアプリケーション状態変更イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Application_Status_Unknown_to_Normal アプリケーション 正常域 $1の状態が認識不能から正常域に変化しました。 SSO_Application_Status_Unknown_to_Warning アプリケーション 警戒域 $1の状態が認識不能から警戒域に変化しました。 SSO_Application_Status_Unknown_to_Critical アプリケーション 危険域 $1の状態が認識不能から危険域に変化しました。 SSO_Application_Status_Normal_to_Unknown アプリケーション 警戒域 $1の状態が正常域から認識不能に変化しました。 SSO_Application_Status_Normal_to_Warning アプリケーション 警戒域 $1の状態が正常域から警戒域に変化しました。 SSO_Application_Status_Normal_to_Critical アプリケーション 危険域 $1の状態が正常域から危険域に変化しました。 SSO_Application_Status_Warning_to_Unknown アプリケーション 警戒域 $1の状態が警戒域から認識不能に変化しました。 SSO_Application_Status_Warning_to_Normal アプリケーション 正常域 $1の状態が警戒域から正常域に変化しました。 SSO_Application_Status_Warning_to_Critical アプリケーション 危険域 $1の状態が警戒域から危険域に変化しました。 SSO_Application_Status_Critical_to_Unknown アプリケーション 警戒域 $1の状態が危険域から認識不能に変化しました。 SSO_Application_Status_Critical_to_Normal アプリケーション 正常域 $1の状態が危険域から正常域に変化しました。 SSO_Application_Status_Critical_to_Warning アプリケーション 警戒域 $1の状態が危険域から警戒域に変化しました。
- (凡例)
- $1:アプリケーション名
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-14 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(アプリケーション状態変更イベント)
属性 名称 値 $1 application-name アプリケーション名 $2 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $3 source-name 監視サーバのホスト名 APMと通信できないことを検知したときに発行される認識不能イベントを抑止する設定にした場合,代替として,プロセス/サービス監視障害通知イベントを発行します。このイベントを発行するかどうかは,ssoapmon動作定義ファイルで設定します。ssoapmon動作定義ファイルの設定については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。
NNMiのインシデントビューに表示されるプロセス/サービス監視障害通知イベントの内容を,次の表に示します。
表I-15 NNMiのインシデントビューに表示されるプロセス/サービス監視障害通知イベントの内容
インシデント名 カテゴリ 重大度 メッセージ SSO_Process_Agent_Stop プロセス 警戒域 プロセス/サービス監視エージェントが停止しました。 SSO_Process_Agent_NotCommunicate プロセス 危険域 プロセス/サービス監視エージェントとの通信に失敗しました。理由:$1
- (凡例)
- $1:理由
また,NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容を,次の表に示します。
表I-16 NNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性の内容(プロセス/サービス監視障害通知イベント)
属性 名称 値 $1 monitoring-server-host-name 監視対象サーバのホスト名 $2 monitoring-server-ip-address 監視対象サーバのIPアドレス $3 reason 理由 $4 event-issuer-host-name イベント発行元ホスト名 $5 source-name 監視サーバのホスト名
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