JP1/Cm2/SNMP System Observer
イベント遅延定義ファイルには,APMが発行するイベントの消失を防ぐために,イベント通知を遅延させる情報を定義します。なお,TCP通信でイベントを通知する場合は,イベントを遅延させることはできません。なお,このファイルを変更した場合は,次のどちらかの処理を実行してください。
- apmchgコマンドの-dオプションを指定して再読み込みを実行する。
- APMを再起動する。
- <この項の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
- (3) 注意事項
(1) 書式
イベント遅延定義ファイルの書式を,次に示します。
(2) 定義内容
キー名 説明 DELAYMODE
《OFF》イベント遅延機能を使用するかどうか指定します。 DEVENTNUM
《5》((1〜20個))遅延させるイベントの単位を指定します。指定した個数ごとにイベントを遅延させます。 DINTERVAL
《2》((1〜5秒))イベントの遅延間隔を指定します。監視マネージャのssoapmon.defファイルのevent-lost-limitで指定した値よりも大きい値は指定しないでください。
(3) 注意事項
DINTERVAL:キーの設定値はssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)のevent-lost-limit:キーに設定した値の半分以下の数値を指定してください。
ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。
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