JP1/Cm2/SNMP System Observer
ssoconsoled動作定義ファイルには,ssoconsoledデーモンプロセスの動作を定義します。この定義ファイルの内容を変更した場合,次のどちらかを実行して変更した内容を有効にしてください。
- ssoconsoled -rコマンドを実行する。
ただし,変更したキーによっては有効にならないものがあります。
- ssoconsoledデーモンプロセスを再起動する。
- <この項の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
(1) 書式
ssoconsoled動作定義ファイルの書式を次に示します。
ssoconsoled動作定義ファイルを記述する場合の注意事項を次に示します。
- ファイル内に同じ定義がある場合,あとに記述されている定義を有効とし,先に記述されている定義は無視します。
- キーの指定を省略する場合は,その行全体を省略してください。
(2) 定義内容
ssoconsoled動作定義ファイルの定義内容を,次の表に示します。
キー名 値 authentication:
《sso》SSOコンソールへのログインでのユーザ認証方式を指定します。ユーザ認証しないようにすることもできます。
sso:SSO認証方式
jp1:JP1認証方式
none:ユーザ認証をしないlogical-hostname:※
《none》クラスタ環境でのユーザ認証(JP1認証方式)で,SSOと同じ論理ホスト上にJP1/Baseを構築している場合,JP1/Baseに設定した論理ホスト名を指定します。これによって,論理ホスト上のJP1/Baseを使用してユーザ認証をします。「none」を指定すると物理ホスト上のJP1/Baseを使用してユーザ認証をします。JP1/Baseでの論理ホスト名の設定方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。 logout-time:※
《1080》((0, 30〜1440分))SSOコンソールのセッションタイムアウト時間を指定します。この設定は,SSO認証またはJP1認証時に有効になります。0を指定した場合,タイムアウトは行われません。 max-logfile-size:
《4》((1〜32メガバイト))一つのログファイルの最大サイズを指定します。 logfile-num:
《3》((1〜10面))ログファイルの面数を指定します。 trace:
《off》障害発生時の調査用としてトレースファイルを出力するかどうかを設定します。出力する場合は「on」,出力しない場合は「off」を指定します。 max-tracefile-size:
《4》((1〜32メガバイト))一つのトレースファイルの最大サイズを指定します。 tracefile-num:
《3》((1〜10面))トレースファイルの面数を指定します。 注※ 値を変更した場合,ssoconsoledデーモンプロセスを再起動する必要があります。
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