JP1/Cm2/SNMP System Observer

ssopsstart

形式

すべての監視を開始する
 
ssopsstart [-S 接続先サーバ名] -all
 
アプリケーションまたはサーバを指定して監視を開始する

(a) アプリケーションを指定する場合（-a，-afのどちらかが必要）
 
ssopsstart [-S 接続先サーバ名]
           {-a アプリケーション名,...
           | -af グループ定義ファイル名,グループ名}
           [-s 監視サーバ名,...
           | -sf グループ定義ファイル名,グループ名]
 
(b) サーバを指定する場合（-s，-sfのどちらかが必要）
 
ssopsstart [-S 接続先サーバ名]
           [-a アプリケーション名,...
           | -af グループ定義ファイル名,グループ名]
           {-s 監視サーバ名,...
           | -sf グループ定義ファイル名,グループ名}
 
監視状態定義ファイル名を指定して監視を開始する
 
ssopsstart [-S 接続先サーバ名] -i 監視状態定義ファイル名
 
コマンドの使用方法を出力する
 
ssopsstart -h
 

機能

プロセスおよびサービスの監視を開始します。

オプション

-S 接続先サーバ名

プロセスおよびサービスの監視を開始する監視マネージャを指定します。接続先サーバ名はホスト名またはIPアドレスを255バイト以内で指定します。このオプションが指定されていない場合，自ホストを接続先とします。

-all

監視条件設定ファイルに設定されている監視サーバに対して，監視AP設定ファイルに設定されているすべての監視アプリケーションの監視を開始します。

-a アプリケーション名

指定したアプリケーションの監視を開始します。監視条件設定ファイルに監視サーバが設定されていない場合は何もしません。アプリケーション名を複数指定する場合は「，（コンマ）」で区切ってください。

このオプションは，-afオプションと同時に指定できません。

-af グループ定義ファイル名,グループ名

指定したグループ定義ファイルに定義されているアプリケーションの監視を開始します。監視条件設定ファイルに監視サーバが設定されていない場合は何もしません。グループ定義ファイル名はパス名も含めて512バイト以内で指定してください。

このオプションは，-aオプションと同時に指定できません。

-s 監視サーバ名

指定した監視サーバの監視を開始します。監視条件設定ファイルに指定した監視サーバがない場合は何もしません。監視サーバ名はホスト名またはIPアドレスで255バイト以内で指定してください。監視サーバ名を複数指定する場合は「，（コンマ）」で区切ってください。

このオプションは，-sfオプションと同時に指定できません。

-sf グループ定義ファイル名,グループ名

指定したグループ定義ファイルに定義されている監視サーバの監視を開始します。監視条件設定ファイルに指定した監視サーバがない場合は何もしません。グループ定義ファイル名はパス名も含めて512バイト以内で指定してください。

このオプションは，-sオプションと同時に指定できません。

-i 監視状態定義ファイル名

指定した監視状態定義ファイルに定義されている監視を開始します。

-h

コマンドの使用方法を出力します。このオプションは，ほかのオプションと同時に指定できません。

使用例

監視サーバapm01で，アプリケーション名uap01およびuap02の監視を開始する場合
 
ssopsstart -a uap01,uap02 -s apm01
 
グループ定義ファイル名（/tmp/file.grp）中のグループ名appsで定義されているアプリケーションの監視を開始する場合
 
ssopsstart -af /tmp/file.grp,apps
 
監視状態定義ファイル名（/tmp/file.ps）に定義されている監視を開始する場合
 
ssopsstart -i /tmp/file.ps
 

戻り値

0 正常終了

-1 引数誤りなどの実行エラー

注意事項

コマンドを実行した場合，終了するまで中断しないでください。

[目次][前へ][次へ]

[他社商品名称に関する表示]