JP1/Cm2/SNMP System Observer
形式
- SSOクラスタシステムを構築する
- (a) 実行系を構築する場合
ssoclustersetup -construction -primary 共有ディレクトリ名 論理IPアドレス- (b) 待機系を構築する場合
ssoclustersetup -construction -secondary 共有ディレクトリ名
- SSOクラスタシステムをメンテナンスする
- (a) メンテナンス前の設定をする場合
ssoclustersetup -beforemaint {-primary|-secondary} 共有ディレクトリ名- (b) メンテナンス後の設定をする場合
ssoclustersetup -aftermaint {-primary|-secondary} 共有ディレクトリ名
- SSOクラスタシステムを解除する
ssoclustersetup -release {-primary|-secondary} 共有ディレクトリ名
- JP1論理ホストを設定する
- (a) JP1論理ホストを設定する場合
ssoclustersetup -logicalset JP1論理ホスト名- (b) JP1論理ホストの設定を解除する場合
ssoclustersetup -logicalunset
- 動作定義ファイルを設定する
ssoclustersetup -defset 論理IPアドレス
- コマンドの使用方法を出力する
ssoclustersetup -h
機能
SSOクラスタ環境でのSSOの構築,解除,メンテナンス前の設定,メンテナンス後の設定,JP1認証方式の論理ホストの設定,および解除,ならびに動作定義ファイルの設定をします。このコマンドはUNIX限定のです。
- SSOクラスタ環境を構築します。
- 実行系のSSOクラスタ環境を構築する
- 待機系のSSOクラスタ環境を構築する
- SSOクラスタ環境のメンテナンスを設定します。
- メンテナンス前の設定をする
- メンテナンス後の設定をする
- SSOクラスタ環境を解除します。
- SSOのアンインストールやSSOの運用を論理ホストから物理ホストに切り替える場合のクラスタの解除を設定します。
- JP1認証方式の論理ホストを設定または設定を解除します。
- JP1認証方式の論理ホストを設定する
- JP1認証方式の論理ホストの設定を解除する
- 動作定義ファイルを設定します。
- 論理IPアドレスおよびNNM連携ポリシーを設定します。
オプション
-construction
SSOのクラスタ環境を構築する場合に指定します。
-beforemaint
SSOのメンテナンス(上書きインストール,バージョンアップインストール,または修正パッチの適用)をする前に,SSOのメンテナンスに必要な設定をする場合に指定します。メンテナンス設定の詳細については,「11.3 SSOクラスタシステムのメンテナンス」を参照してください。
-aftermaint
SSOのメンテナンス(上書きインストール,バージョンアップインストール,または修正パッチの適用)をしたあとに,メンテナンス終了後に必要な設定をする場合に指定します。メンテナンス設定の詳細については,「11.3 SSOクラスタシステムのメンテナンス」を参照してください。
-release
SSOのクラスタ環境を解除する場合に指定します。
-logicalset
認証方式にJP1認証方式を採用し,論理ホスト上のJP1/Baseで認証をする場合に指定します。
-logicalunset
JP1認証方式の論理ホスト上での認証方式を解除する場合に指定します。
-defset
動作定義ファイルに設定されている論理IPアドレスを変更する場合に指定します。
-primary
実行系でコマンドを実行する場合に指定します。
-secondary
待機系でコマンドを実行する場合に指定します。
共有ディレクトリ名
共有ディスク上のSSOの共有ディレクトリ名を指定します。
論理IPアドレス
SSOが使用する論理IPアドレスを指定します。
JP1論理ホスト名
認証方式にJP1認証方式を採用し,論理ホスト上のJP1/Baseで認証をする場合に,JP1論理ホスト名を指定します。
-h
コマンドの使用方法を出力します。このオプションは,ほかのオプションと同時に指定できません。
戻り値
0 正常終了 1 引数誤りなどの実行エラー
注意事項
- このコマンドを実行する場合は,次に示す場合を除いて,共有ディスクにアクセスできる状態であることが必要です。
- 待機系でメンテナンス前の設定を実行する場合
- 待機系でメンテナンス後の設定を実行する場合
- メンテナンス前の設定を指定して,このコマンドを実行するとSSOのサービスが停止します。また,メンテナンス後の設定を指定して,このコマンドを実行するとSSOのサービスが起動されます。
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