JP1/Cm2/SNMP System Observer

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4.6.2 プロセス・サービス監視条件の設定・削除

プロセス監視条件設定ウィンドウで,プロセス・サービス監視条件を設定または削除する手順を説明します。コマンドで設定する場合は,ssopssetコマンドを使用してください。

<この項の構成>
(1) 監視サーバの設定
(2) 監視間隔の設定
(3) 定期ヘルスチェック間隔の設定
(4) 監視アプリケーションの登録
(5) 監視プロセスの登録(プロセス監視の場合)
(6) 子プロセスの登録(プロセス監視の場合)
(7) しきい値の設定(プロセス監視の場合)
(8) 監視サービスの登録(サービス監視の場合)
(9) サービス状態の設定(サービス監視の場合)
(10) コマンドの登録
(11) コマンドの設定
(12) 監視モードの設定
(13) 監視条件の削除
(14) 監視アプリケーションのコピー
(15) 監視条件の保存

(1) 監視サーバの設定

  1. [サーバ名]に監視サーバのホスト名またはIPアドレスを指定し,[追加]をクリックする。
    [監視サーバ一覧]に,指定したホスト名またはIPアドレスが追加されます。

(2) 監視間隔の設定

  1. 監視サーバ名を選択し,[オプション]−[監視サーバ]−[監視間隔設定...]を選択する。
    監視間隔設定ウィンドウが表示されます。
  2. 監視間隔を設定し,[OK]をクリックする。
    監視間隔設定ウィンドウが閉じます。

(3) 定期ヘルスチェック間隔の設定

  1. 監視サーバ名を選択し,[オプション]−[監視サーバ]−[ヘルスチェック間隔設定...]を選択する。
    ヘルスチェック間隔設定ウィンドウが表示されます。
  2. ヘルスチェック間隔を設定し,[OK]をクリックする。
    ヘルスチェック間隔設定ウィンドウが閉じます。

(4) 監視アプリケーションの登録

  1. [オプション]−[アプリケーション登録...]を選択する。
    アプリケーション登録ウィンドウが表示されます。
  2. 監視したいアプリケーションの情報を[アプリケーション名]および[付加情報]に入力し,[追加]をクリックする。
    監視したいアプリケーションが[アプリケーション一覧]に追加されます。

(5) 監視プロセスの登録(プロセス監視の場合)

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から監視プロセスを登録するアプリケーションを選択する。
    なお,すでに監視サービスを登録しているアプリケーションには登録できません。
  2. [監視対象]で,プロセスを選択する。
  3. [プロセス種別]でプロセスの種別を,[プロセス名]でプロセス名を指定し,[追加]をクリックする。
    監視したいプロセスが[プロセス一覧]に追加されます。

(6) 子プロセスの登録(プロセス監視の場合)

登録したプロセスに子プロセスがある場合は,子プロセスを登録することで,登録したプロセス(親プロセス)と子プロセスを関連づけて監視できます。

  1. アプリケーション登録ウィンドウで,子プロセスを登録するプロセス(親プロセス)を選択して,[子プロセス登録...]をクリックする。
    子プロセス登録ウィンドウが表示されます。
  2. [プロセス種別]で子プロセスの種別,[プロセス名]で子プロセス名を指定し,[追加]をクリックする。
    関連づけて監視したい子プロセスが[子プロセス一覧]に追加されます。

(7) しきい値の設定(プロセス監視の場合)

プロセス(親プロセス)のしきい値を設定する場合と,子プロセスのしきい値を設定する場合で設定手順が異なります。それぞれの手順を次に説明します。

(a) プロセス(親プロセス)のしきい値を設定する

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]でプロセスが動作するアプリケーション,および[プロセス一覧]でプロセスを選択する。
  2. [しきい値設定...]をクリックする。
    しきい値設定ウィンドウが表示されます。
  3. しきい値の下限および上限を設定して,[OK]をクリックする。
    しきい値設定ウィンドウが閉じます。

(b) 子プロセスのしきい値を設定する

  1. 子プロセス登録ウィンドウの[プロセス一覧]で親プロセス,および[子プロセス一覧]で子プロセスを選択する。
  2. [しきい値設定...]をクリックする。
    しきい値設定ウィンドウが表示されます。
  3. しきい値の下限および上限を設定して,[OK]をクリックする。
    しきい値設定ウィンドウが閉じます。

(8) 監視サービスの登録(サービス監視の場合)

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から監視サービスを登録するアプリケーションを選択する。
    なお,すでに監視プロセスを登録しているアプリケーションには登録できません。
  2. [監視対象]で,サービスを選択する。
  3. [サービス名]でサービス名を指定して,[追加]をクリックする。
    監視したいサービスが[サービス一覧]に追加されます。

(9) サービス状態の設定(サービス監視の場合)

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]からサービス状態を設定するアプリケーションを選択する。
  2. [サービス一覧]からサービス状態を設定するサービスを選択する。
  3. [マッピング設定...]をクリックする。
    マッピング設定ウィンドウが表示されます。
  4. サービス動作状態ごとに,サービス状態を正常または危険に設定し,[OK]をクリックする。
    マッピング設定ウィンドウが閉じます。

(10) コマンドの登録

監視しているアプリケーション,プロセス,子プロセスおよびサービスの状態が変化した場合に,監視サーバで実行するコマンド(リモートコマンド)を,あらかじめ登録しておくことができます。

(a) 監視アプリケーションへの登録

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から,コマンドを登録するアプリケーションを選択する。
  2. [アプリケーション一覧]の右側にある[コマンド登録...]をクリックする。
    コマンド登録ウィンドウが表示されます。
  3. コマンド名を指定し,[追加]をクリックする。
  4. [OK]をクリックする。
    コマンド登録ウィンドウが閉じます。

(b) 監視プロセスまたは監視サービスへの登録

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から,コマンドを登録するアプリケーションを選択する。
  2. [プロセス一覧]または[サービス一覧]から,コマンドを登録するプロセスまたはサービスを選択する。
  3. [プロセス一覧]または[サービス一覧]の右側にある[コマンド登録...]をクリックする。
    コマンド登録ウィンドウが表示されます。
  4. コマンド名を指定し,[追加]をクリックする。
  5. [OK]をクリックする。
    コマンド登録ウィンドウが閉じます。

(c) 監視子プロセスへの登録

  1. アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から,コマンドを登録するアプリケーションを選択する。
  2. [プロセス一覧]から,コマンドを登録するプロセスを選択する。
  3. [子プロセス登録...]をクリックする。
    子プロセス登録ウィンドウが表示されます。
  4. [プロセス一覧]から,コマンドを登録する子プロセスを選択し,[コマンド登録...]をクリックする。
    コマンド登録ウィンドウが表示されます。
  5. コマンド名を指定し,[追加]をクリックする。
  6. [OK]をクリックする。
    コマンド登録ウィンドウが閉じます。

(11) コマンドの設定

監視しているアプリケーション,プロセス,子プロセスおよびサービスの状態が変化した場合に実行するコマンドを設定します。あらかじめ登録しておいたコマンドから選択して設定するか,または新たに指定して設定することができます。

コマンドの実行は,監視マネージャで実行する自動アクションと,監視サーバで実行するリモートコマンドがあります。それぞれの設定方法を説明します。

(a) 自動アクションの設定

  1. [監視サーバ一覧]から自動アクションを設定する監視サーバを選択する。
  2. [オプション]−[監視アプリケーション]−[自動アクション...]を選択する。
    自動アクションウィンドウが表示されます。
  3. 監視アプリケーションの状態変化ごとに,コマンドを実行するかどうかを選択する。
  4. [コマンド起動]を[する]にした場合は,[コマンド名]にコマンド名を設定する。
  5. [OK]をクリックする。
    自動アクションウィンドウが閉じます。

(b) リモートコマンドの設定

  1. [監視サーバ一覧]からリモートコマンドを設定する監視サーバを選択する。
  2. [オプション]−[監視アプリケーション]−[リモートコマンド...]を選択する。
    リモートコマンドウィンドウが表示されます。
  3. 監視アプリケーションの状態変化ごとに,コマンドを設定する。
    [コマンド登録]に実行するコマンドを指定して[追加]をクリックするか,あらかじめ登録されているコマンドを[登録コマンド名]から選択して,[<−追加]をクリックして設定してください。
    実行するコマンドが[設定コマンド名]に追加されます。
  4. 監視プロセスまたはサービスの状態変化ごとに,コマンドを設定する。
    [プロセス一覧]または[サービス一覧]からコマンドを実行する監視プロセス名またはサービス名を選択して,[コマンド設定...]をクリックしてください。
    コマンド設定ウィンドウが表示されます。
    監視プロセスまたはサービスの状態変化ごとに,[コマンド登録]に実行するコマンドを指定して[追加]をクリックするか,あらかじめ登録されているコマンドを[登録コマンド名]から選択して,[<−追加]をクリックして設定してください。
    実行するコマンドが[設定コマンド名]に追加されます。
  5. [OK]をクリックする。
    リモートコマンドウィンドウが閉じます。
  6. 子プロセスの状態変化ごとに,コマンドを設定する。
    [子プロセス一覧]からコマンドを実行する監視子プロセス名を選択して,[コマンド設定...]をクリックしてください。
    コマンド設定ウィンドウが表示されます。
    監視子プロセスの状態変化ごとに,[コマンド登録]に実行するコマンドを指定して[追加]をクリックするか,あらかじめ登録されているコマンドを[登録コマンド名]から選択して,[<−追加]をクリックして設定してください。
    実行するコマンドが[設定コマンド名]に追加されます。
  7. [OK]をクリックする。
    コマンド設定ウィンドウが閉じます。

(12) 監視モードの設定

監視サーバで,監視するアプリケーションを設定します。

  1. [監視サーバ一覧]から,監視サーバを選択する。
  2. [監視アプリケーション一覧]の[アプリケーション名]から,設定するアプリケーションを選択する。
  3. [on/off]をクリックして,監視する場合には監視モードをonに,監視しない場合は監視モードをoffに設定する。

(13) 監視条件の削除

設定した監視条件を,監視アプリケーション単位または監視サーバ単位で削除できます。

(a) 監視アプリケーション単位での削除

  1. [オプション]−[アプリケーション登録...]を選択する。
    アプリケーション登録ウィンドウが表示されます。
  2. [アプリケーション一覧]で,削除するアプリケーションを選択し,[削除]をクリックする。
    監視条件がアプリケーション単位で削除されます。

(b) 監視サーバ単位での削除

  1. [監視サーバ一覧]から,監視サーバを選択する。
  2. [監視サーバ一覧]の右側にある[削除]をクリックする。
    監視条件が監視サーバ単位で削除されます。

(14) 監視アプリケーションのコピー

監視アプリケーションをコピーします。

  1. [オプション]−[アプリケーション登録...]を選択する。
    アプリケーション登録ウィンドウが表示されます。
  2. [アプリケーション一覧]からコピーするアプリケーション名を選択し,[コピー...]をクリックする。
    アプリケーションコピーウィンドウが表示されます。
  3. [コピー先]の[アプリケーション名]にアプリケーション名を入力し,[OK]または[コピー]をクリックする。
    付加情報を付けたい場合は,[コピー先]の[付加情報]に付加情報を入力し,[OK]または[コピー]をクリックします。
    [OK]をクリックした場合は,アプリケーションがコピーされたあとに,アプリケーション登録ウィンドウが閉じます。
    [コピー]をクリックした場合は,アプリケーションがコピーされたあとも,アプリケーション登録ウィンドウが表示されたままの状態です。アプリケーション登録ウィンドウを閉じる場合は,[クローズ]をクリックしてください。

(15) 監視条件の保存

プロセスおよびサービス監視条件の設定を保存します。ただし,監視アプリケーションの登録および削除だけを実施した場合は,保存する必要はありません。

  1. [ファイル]−[保存]を選択する。
    監視条件が保存されます。

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