JP1/Cm2/SNMP System Observer
プロセス監視条件設定ウィンドウで,プロセス・サービス監視条件を設定または削除する手順を説明します。コマンドで設定する場合は,ssopssetコマンドを使用してください。
- <この項の構成>
- (1) 監視サーバの設定
- (2) 監視間隔の設定
- (3) 定期ヘルスチェック間隔の設定
- (4) 監視アプリケーションの登録
- (5) 監視プロセスの登録(プロセス監視の場合)
- (6) 子プロセスの登録(プロセス監視の場合)
- (7) しきい値の設定(プロセス監視の場合)
- (8) 監視サービスの登録(サービス監視の場合)
- (9) サービス状態の設定(サービス監視の場合)
- (10) コマンドの登録
- (11) コマンドの設定
- (12) 監視モードの設定
- (13) 監視条件の削除
- (14) 監視アプリケーションのコピー
- (15) 監視条件の保存
- [サーバ名]に監視サーバのホスト名またはIPアドレスを指定し,[追加]をクリックする。
[監視サーバ一覧]に,指定したホスト名またはIPアドレスが追加されます。
- 監視サーバ名を選択し,[オプション]−[監視サーバ]−[監視間隔設定...]を選択する。
監視間隔設定ウィンドウが表示されます。
- 監視間隔を設定し,[OK]をクリックする。
監視間隔設定ウィンドウが閉じます。
- 監視サーバ名を選択し,[オプション]−[監視サーバ]−[ヘルスチェック間隔設定...]を選択する。
ヘルスチェック間隔設定ウィンドウが表示されます。
- ヘルスチェック間隔を設定し,[OK]をクリックする。
ヘルスチェック間隔設定ウィンドウが閉じます。
- [オプション]−[アプリケーション登録...]を選択する。
アプリケーション登録ウィンドウが表示されます。
- 監視したいアプリケーションの情報を[アプリケーション名]および[付加情報]に入力し,[追加]をクリックする。
監視したいアプリケーションが[アプリケーション一覧]に追加されます。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から監視プロセスを登録するアプリケーションを選択する。
なお,すでに監視サービスを登録しているアプリケーションには登録できません。
- [監視対象]で,プロセスを選択する。
- [プロセス種別]でプロセスの種別を,[プロセス名]でプロセス名を指定し,[追加]をクリックする。
監視したいプロセスが[プロセス一覧]に追加されます。
登録したプロセスに子プロセスがある場合は,子プロセスを登録することで,登録したプロセス(親プロセス)と子プロセスを関連づけて監視できます。
- アプリケーション登録ウィンドウで,子プロセスを登録するプロセス(親プロセス)を選択して,[子プロセス登録...]をクリックする。
子プロセス登録ウィンドウが表示されます。
- [プロセス種別]で子プロセスの種別,[プロセス名]で子プロセス名を指定し,[追加]をクリックする。
関連づけて監視したい子プロセスが[子プロセス一覧]に追加されます。
プロセス(親プロセス)のしきい値を設定する場合と,子プロセスのしきい値を設定する場合で設定手順が異なります。それぞれの手順を次に説明します。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]でプロセスが動作するアプリケーション,および[プロセス一覧]でプロセスを選択する。
- [しきい値設定...]をクリックする。
しきい値設定ウィンドウが表示されます。
- しきい値の下限および上限を設定して,[OK]をクリックする。
しきい値設定ウィンドウが閉じます。
- 子プロセス登録ウィンドウの[プロセス一覧]で親プロセス,および[子プロセス一覧]で子プロセスを選択する。
- [しきい値設定...]をクリックする。
しきい値設定ウィンドウが表示されます。
- しきい値の下限および上限を設定して,[OK]をクリックする。
しきい値設定ウィンドウが閉じます。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から監視サービスを登録するアプリケーションを選択する。
なお,すでに監視プロセスを登録しているアプリケーションには登録できません。
- [監視対象]で,サービスを選択する。
- [サービス名]でサービス名を指定して,[追加]をクリックする。
監視したいサービスが[サービス一覧]に追加されます。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]からサービス状態を設定するアプリケーションを選択する。
- [サービス一覧]からサービス状態を設定するサービスを選択する。
- [マッピング設定...]をクリックする。
マッピング設定ウィンドウが表示されます。
- サービス動作状態ごとに,サービス状態を正常または危険に設定し,[OK]をクリックする。
マッピング設定ウィンドウが閉じます。
監視しているアプリケーション,プロセス,子プロセスおよびサービスの状態が変化した場合に,監視サーバで実行するコマンド(リモートコマンド)を,あらかじめ登録しておくことができます。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から,コマンドを登録するアプリケーションを選択する。
- [アプリケーション一覧]の右側にある[コマンド登録...]をクリックする。
コマンド登録ウィンドウが表示されます。
- コマンド名を指定し,[追加]をクリックする。
- [OK]をクリックする。
コマンド登録ウィンドウが閉じます。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から,コマンドを登録するアプリケーションを選択する。
- [プロセス一覧]または[サービス一覧]から,コマンドを登録するプロセスまたはサービスを選択する。
- [プロセス一覧]または[サービス一覧]の右側にある[コマンド登録...]をクリックする。
コマンド登録ウィンドウが表示されます。
- コマンド名を指定し,[追加]をクリックする。
- [OK]をクリックする。
コマンド登録ウィンドウが閉じます。
- アプリケーション登録ウィンドウの[アプリケーション一覧]から,コマンドを登録するアプリケーションを選択する。
- [プロセス一覧]から,コマンドを登録するプロセスを選択する。
- [子プロセス登録...]をクリックする。
子プロセス登録ウィンドウが表示されます。
- [プロセス一覧]から,コマンドを登録する子プロセスを選択し,[コマンド登録...]をクリックする。
コマンド登録ウィンドウが表示されます。
- コマンド名を指定し,[追加]をクリックする。
- [OK]をクリックする。
コマンド登録ウィンドウが閉じます。
監視しているアプリケーション,プロセス,子プロセスおよびサービスの状態が変化した場合に実行するコマンドを設定します。あらかじめ登録しておいたコマンドから選択して設定するか,または新たに指定して設定することができます。
コマンドの実行は,監視マネージャで実行する自動アクションと,監視サーバで実行するリモートコマンドがあります。それぞれの設定方法を説明します。
- [監視サーバ一覧]から自動アクションを設定する監視サーバを選択する。
- [オプション]−[監視アプリケーション]−[自動アクション...]を選択する。
自動アクションウィンドウが表示されます。
- 監視アプリケーションの状態変化ごとに,コマンドを実行するかどうかを選択する。
- [コマンド起動]を[する]にした場合は,[コマンド名]にコマンド名を設定する。
- [OK]をクリックする。
自動アクションウィンドウが閉じます。
- [監視サーバ一覧]からリモートコマンドを設定する監視サーバを選択する。
- [オプション]−[監視アプリケーション]−[リモートコマンド...]を選択する。
リモートコマンドウィンドウが表示されます。
- 監視アプリケーションの状態変化ごとに,コマンドを設定する。
[コマンド登録]に実行するコマンドを指定して[追加]をクリックするか,あらかじめ登録されているコマンドを[登録コマンド名]から選択して,[<−追加]をクリックして設定してください。
実行するコマンドが[設定コマンド名]に追加されます。
- 監視プロセスまたはサービスの状態変化ごとに,コマンドを設定する。
[プロセス一覧]または[サービス一覧]からコマンドを実行する監視プロセス名またはサービス名を選択して,[コマンド設定...]をクリックしてください。
コマンド設定ウィンドウが表示されます。
監視プロセスまたはサービスの状態変化ごとに,[コマンド登録]に実行するコマンドを指定して[追加]をクリックするか,あらかじめ登録されているコマンドを[登録コマンド名]から選択して,[<−追加]をクリックして設定してください。
実行するコマンドが[設定コマンド名]に追加されます。
- [OK]をクリックする。
リモートコマンドウィンドウが閉じます。
- 子プロセスの状態変化ごとに,コマンドを設定する。
[子プロセス一覧]からコマンドを実行する監視子プロセス名を選択して,[コマンド設定...]をクリックしてください。
コマンド設定ウィンドウが表示されます。
監視子プロセスの状態変化ごとに,[コマンド登録]に実行するコマンドを指定して[追加]をクリックするか,あらかじめ登録されているコマンドを[登録コマンド名]から選択して,[<−追加]をクリックして設定してください。
実行するコマンドが[設定コマンド名]に追加されます。
- [OK]をクリックする。
コマンド設定ウィンドウが閉じます。
監視サーバで,監視するアプリケーションを設定します。
- [監視サーバ一覧]から,監視サーバを選択する。
- [監視アプリケーション一覧]の[アプリケーション名]から,設定するアプリケーションを選択する。
- [on/off]をクリックして,監視する場合には監視モードをonに,監視しない場合は監視モードをoffに設定する。
設定した監視条件を,監視アプリケーション単位または監視サーバ単位で削除できます。
(a) 監視アプリケーション単位での削除
- [オプション]−[アプリケーション登録...]を選択する。
アプリケーション登録ウィンドウが表示されます。
- [アプリケーション一覧]で,削除するアプリケーションを選択し,[削除]をクリックする。
監視条件がアプリケーション単位で削除されます。
(b) 監視サーバ単位での削除
- [監視サーバ一覧]から,監視サーバを選択する。
- [監視サーバ一覧]の右側にある[削除]をクリックする。
監視条件が監視サーバ単位で削除されます。
監視アプリケーションをコピーします。
- [オプション]−[アプリケーション登録...]を選択する。
アプリケーション登録ウィンドウが表示されます。
- [アプリケーション一覧]からコピーするアプリケーション名を選択し,[コピー...]をクリックする。
アプリケーションコピーウィンドウが表示されます。
- [コピー先]の[アプリケーション名]にアプリケーション名を入力し,[OK]または[コピー]をクリックする。
付加情報を付けたい場合は,[コピー先]の[付加情報]に付加情報を入力し,[OK]または[コピー]をクリックします。
[OK]をクリックした場合は,アプリケーションがコピーされたあとに,アプリケーション登録ウィンドウが閉じます。
[コピー]をクリックした場合は,アプリケーションがコピーされたあとも,アプリケーション登録ウィンドウが表示されたままの状態です。アプリケーション登録ウィンドウを閉じる場合は,[クローズ]をクリックしてください。
プロセスおよびサービス監視条件の設定を保存します。ただし,監視アプリケーションの登録および削除だけを実施した場合は,保存する必要はありません。
- [ファイル]−[保存]を選択する。
監視条件が保存されます。
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