JP1/Cm2/SNMP System Observer
リソース収集条件設定ウィンドウで,リソース収集条件を設定する手順を説明します。コマンドで設定する場合は,ssocolsetコマンドを使用してください。
- <この項の構成>
- (1) 収集対象サーバ・収集リソースの設定
- (2) インスタンスの登録
- (3) 収集モードの設定
- (4) 収集時間帯の設定
- (5) 収集間隔の設定
収集条件追加ウィザードを使用して,監視サーバおよび収集するリソースを設定する手順を説明します。
- [編集]−[収集条件追加...]を選択する。
収集条件追加ウィザードが表示されます。ウィザードに従って項目を設定してください。設定が完了すると,設定した項目の内容がリソース収集条件設定ウィンドウに表示されます。
インスタンスごとに収集モードを設定する場合のインスタンスを登録する手順を説明します。インスタンスを登録しない場合は,すべてのインスタンスに同じ収集モードが設定されます。収集リソースが,Ping応答時間の場合,またはIPv6Ping応答時間の場合は,ping実行先IPアドレスを登録する必要があります。なお,IPアドレスを変更または削除する場合は,リソース収集を終了して実施してください。収集中に変更または削除しても反映されません。
- インスタンスを登録するリソース収集条件を選択する。
- [編集]−[収集条件変更...]を選択する。
収集条件変更ウィンドウが表示されます。
- [登録...]をクリックする。
インスタンス登録ウィンドウが表示されます。[一覧取得]をクリックすると,インスタンス一覧が[取得インスタンス名]に表示されます。なお,インスタンスを取得できないリソースを選択している場合や,SNMPエージェントが動作していない場合は,インスタンス一覧を表示できません。
- 登録するインスタンスを[取得インスタンス名]から選択するか,[インスタンス名]に直接入力して,[追加]をクリックする。
登録したインスタンスが[登録インスタンス名]に表示されます。
- 登録するインスタンスの数だけ繰り返してから,[OK]をクリックする。
インスタンス登録ウィンドウが閉じます。
- ping実行先IPアドレスの登録
- ping実行先IPアドレスを登録する場合の手順を説明します。
- ping実行先IPアドレスを登録するリソース収集条件を選択する。
- [編集]−[収集条件変更...]を選択する。
収集条件変更ウィンドウが表示されます。
- [登録...]をクリックする。
Pingアドレス登録ウィンドウが表示されます。
- [Pingアドレス]に,パケットサイズ,タイムアウト時間,およびIPアドレスを指定して,[追加]をクリックする。
パケットサイズ,タイムアウト時間,およびIPアドレスは「.(ピリオド)」で区切って指定してください。なお,パケットサイズおよびタイムアウト時間は省略できます。省略する場合は,「.(ピリオド)」だけ指定してください。
- [OK]をクリックする。
Pingアドレス登録ウィンドウが閉じます。
デフォルトの収集モードから変更する場合に,次に示す収集モードを設定する手順を説明します。
- データ保存
収集したデータを保存するかどうかを設定します。
- しきい値監視
しきい値監視をするかどうかを設定します。しきい値監視する場合は,しきい値およびしきい値を超えた場合に実行するコマンドを指定します。
- 収集モードを設定するリソース収集条件を選択する。
- [編集]−[収集条件変更...]を選択する。
収集条件変更ウィンドウが表示されます。
- [インスタンス名],[サブリソース名]の順に選択して,[収集モード]の各設定項目をチェックする。
収集モードのデフォルトを次の表に示します。しきい値監視する場合,しきい値のデフォルトについては,「付録H しきい値定義ファイルの初期値一覧」を参照してください。
項目 収集対象リソース デフォルト データ保存 全リソース する(チェックあり) しきい値監視 メモリ使用率,およびファイルシステム使用率 する(チェックあり) 上記以外 しない(チェックなし) - [しきい値監視]をチェックした場合は,必要に応じて,[しきい値設定]および[コマンド設定]を設定する。
収集条件変更ウィンドウが閉じます。
リソースを収集する時間帯を設定する手順を説明します。なお,収集状態が「収集中」,「延期中」,または「待機中」になっているリソースは,時間帯を設定できません。
- 収集時間帯を設定するリソース収集条件を選択する。
リソース収集条件を複数選択すると,同じ時間帯を一度に設定できます。
- [編集]−[収集時間帯設定...]を選択する。
収集時間帯設定ウィンドウが表示されます。
- 時間帯を指定したい項番をチェックし,収集の開始時刻および終了時刻を指定する。
終了時刻には,開始時刻よりも遅い時間を入力してください。
- [OK]をクリックする。
収集時間帯設定ウィンドウが閉じます。
リソースを収集する間隔を設定する手順を説明します。
- 収集間隔を設定するリソース収集条件を選択する。
リソース収集条件を複数選択すると,同じ収集間隔を一度に設定できます。
- [編集]−[収集間隔変更...]を選択する。
収集間隔変更ウィンドウが表示されます。
- 収集間隔を設定し,[OK]をクリックする。
収集間隔変更ウィンドウが閉じます。
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