JP1/Cm2/SNMP System Observer
レポート作成機能で作成したHTML形式のレポートファイルについて説明します。HTML形式のレポートファイルは,任意のディレクトリに保存できます。ただし,レポート参照機能でHTML形式のレポートファイルを参照する場合は,HTMLデータベースに保存する必要があります。
HTML形式のレポートファイルはレポートヘッダ部と,レポート部から構成されています。HTML形式のレポートファイルを図2-18に示します。
図2-18 HTML形式のレポートファイルの構成
HTML形式のレポートファイルでインスタンス名の表示形式を,次の表に示します。
リソースごとのインスタンス名 インスタンス名の並び インスタンス名の配置 すべて数値 数値扱いで昇順に並べ替え 右そろえ 上記以外 文字列扱いで昇順に並べ替え 左そろえ
- <この項の構成>
- (1) レポートヘッダ部
- (2) レポート部
(1) レポートヘッダ部
レポートヘッダ部にはレポートタイトル,レポート期間,レポート作成日時,およびレポートインデックスが表示されます。図2-19にその例を示します。
図2-19 HTML形式のレポートファイルのレポートヘッダ部
- [レポートタイトル]
- レポート作成時に指定したレポートのタイトルが表示されます。
- [レポート期間]
- レポート作成時に指定したレポート期間が表示されます。
- [レポート作成日時]
- レポート設定ウィンドウおよびレポートコマンドを用いてレポート作成を実行した日時が表示されます。
- [レポートインデックス]
- レポート部に表示されているグラフおよび表のインデックスが表示されます。インデックスリストには,レポート対象となったすべてのサブリソースとインスタンスが表示されます。収集対象サーバ名の部分をクリックすると,実際のグラフおよび表に移動します。
(2) レポート部
レポート部の形式にはグラフ形式と表形式があります。次にその形式を示します。
- 折れ線グラフ形式
- ヒストグラム形式
- 集合縦棒グラフ形式
- 積み上げ縦棒グラフ形式
- 円グラフ形式
- 表形式
表形式には次の四つの形式があります。
- サブリソース列−インスタンス行
- インスタンス列−サブリソース行
- インスタンス別表示
- サブリソース別表示
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