JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド

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17.28 addfwlist.bat(Windowsファイアウォールの例外許可設定)

Windowsファイアウォールの例外許可設定を行うためのaddfwlist.batコマンドについて説明します。

Windowsファイアウォールが有効なコンピュータにJP1/IT Desktop Management - ManagerまたはJP1/IT Desktop Management - Remote Site Serverをインストールすると、自動的に例外許可が設定されます。ただし、Windowsファイアウォールが無効なコンピュータの場合、例外許可は設定されません。このため、JP1/IT Desktop Management - ManagerまたはJP1/IT Desktop Management - Remote Site Serverをインストールしたあとで、Windowsファイアウォールを無効から有効に変更する場合は、このコマンドでWindowsファイアウォールの例外許可設定を行ってください。

機能

JP1/IT Desktop Management - ManagerまたはJP1/IT Desktop Management - Remote Site ServerをWindowsファイアウォールの例外対象に設定します。

なお、このコマンドは管理用サーバ、またはサイトサーバ上で実行してください。

形式

addfwlist.bat

引数

引数はありません。

格納先

JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ(管理用サーバの場合)またはサイトサーバのインストール先フォルダ(サイトサーバの場合)\mgr\bin\

管理用サーバの場合、JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。

実行権限

Administrator権限を持つユーザーで実行してください。

Windowsファイアウォールのサービスが開始している必要があります。

戻り値

addfwlist.batコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値 説明
0 コマンドが正常に終了しました。
–1 コマンドが異常終了しました。

使用例

Windowsファイアウォールの例外許可設定を行うコマンドの使用例を次に示します。

addfwlist.bat

関連リンク

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