JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド
バックアップオプション定義ファイルは,監査ログのバックアップおよび監査ログの移動をする際に,バックアップ実行履歴のバックアップ名称およびコメントを定義するファイルです。
次のコマンドを実行する際に,バックアップオプション定義ファイルを指定できます。
- admexport(監査ログのバックアップ)コマンド
- admcsvmove(監査ログバックアップファイルの移動)コマンド
- <この節の構成>
- (1) ファイル名および格納先
- (2) 書式
- (3) 定義内容
- (4) 指定例
(1) ファイル名および格納先
バックアップオプション定義ファイル名および格納先のフォルダは,任意です。
(2) 書式
BackupName=バックアップ名↓ BackupComment=バックアップコメント↓ ↓
- 注
- 記述行の最後には,必ず改行を記述してください。
- バックアップ名およびバックアップコメントは省略できます。ただし,省略する場合でも「BackupName=」および「BackupComment=」は,必ず記述してください。
(3) 定義内容
バックアップオプション定義ファイルに記述する内容を次の表に示します。
表13-19 バックアップオプション定義ファイルの定義内容
項番 パラメーター 説明 設定値 1 BackupName バックアップ実行履歴に登録するバックアップ名称を指定します。
省略した場合は,次の名称が設定されます。
- admexportコマンド実行時
- -oオプションで指定した出力ファイル名
- admcsvmoveコマンド実行時
- -dオプションで指定した移動先ファイル名
256バイト以内の文字列 2 BackupComment バックアップ実行履歴に登録するコメントを指定します。
省略した場合は,空文字が設定されます。
(4) 指定例
バックアップオプション定義ファイルの指定例を次に示します。
BackupName=20070401-20070930 BackupComment=2007年度上半期の監査ログバックアップ
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