JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
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(1) DBMSの環境が誤っているか,または破壊されている
次に示す要因が考えられます。
- DBMSクライアントのDLLの読み込みに失敗した。
資産管理サーバと資産管理データベースサーバを分散している場合,DBMSのクライアント環境が正しくインストールされているか確認してください。
- DBMSドライバが存在しない。
DBMSのクライアント環境が正しくインストールされているか確認してください。
- DBMSへの同時接続数が超過している。
DBMSで利用可能な同時接続数を上回る接続を行う運用になっていないか,設定した内容が正しいか確認してください。
- ネットワークの設定が,DBMSサーバまたはそれを含むネットワークに到達できない設定になっている。
DBMSサーバの存在するネットワークへの通信路設定および,DBMSサーバが認識可能か否かを確認してください。
(2) 資産管理データベースへの接続がエラーになる
次に示す要因が考えられます。
- DBMSサーバが起動されていない,閉塞中,または停止仕掛かり中である。
DBMSが正しく運用されているかを確認してください。
- ネットワークの設定が,DBMSサーバまたはそれを含むネットワークに到達できない設定になっている。
DBMSサーバへの通信路を確認してください。
- 接続時に指定したユーザIDまたはパスワードに誤りがある。
ユーザIDまたはパスワードが正しいかを確認してください。
- DBMSサーバのトラブルによるタイムアウト,リソース不足などが発生している。
DBMSの稼働状態を確認してください。
(3) スクリプトの実行でエラーになる
次に示す要因が考えられます。
- ディスクのアクセスに失敗している。
ディスクが満杯,アクセス権の問題,またはI/Oエラーなどが発生していないかを確認してください。
- トランザクションログが満杯である。
Asset Information Managerのログにトランザクションログの満杯を示すメッセージが出力されている場合には,DBMSのトランザクションログの設定を確認してください。この場合,トランザクションログの取得を中止するか,または定期的にバックアップを取得する運用にすることをお勧めします。
- 排他制御によるロックエラーまたはデータベース接続のタイムアウトが発生している。
DBMSの稼働状態を確認してください。
- スクリプトのバッファのオーバーフローが発生している。
- スクリプトの構文が誤っている。
- 対象のテーブルが存在しない。
環境をカスタマイズしている場合,カスタマイズの内容に問題がないかを確認してください。
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