JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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8.2 資産の状態管理

Asset Information Managerでは,機器,契約,ソフトウェアおよび障害の状態が管理されます。状態は登録時に設定でき,運用中は操作画面から随時変更できます。

機器,契約およびソフトウェアの状態には,あらかじめ次の種類が用意されていますが,これ以外にも業務に合わせて状態を追加できます。

状態は,資産管理データベース上で,コードと対応づけて管理されています。

機器,契約およびソフトウェアの状態のコードは,運用,廃棄,抹消のカテゴリに分かれていて,カテゴリによって,どの業務の対象となるかが異なります。状態を追加する場合は,追加するコードの範囲に注意してください。

また,「抹消」状態の資産情報は,Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスク「データメンテナンス」によって削除されるので,状態を変更する際は注意してください。

機器,契約,ソフトウェアの各状態のカテゴリと,検索対象とされる業務との対応を次の表に示します。

状態を追加する方法については,マニュアル「運用ガイド」の「4.8 種別や状態を追加および変更する(コード管理)」を参照してください。