JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
資産管理データベースで管理するクラスには,オブジェクトクラスとアソシエーションクラスの2種類があります。
- オブジェクトクラス
オブジェクトクラスとは,Asset Information Managerで管理する各項目をカテゴリごとにまとめた情報の集合で,資産管理データベースに対する入出力単位となります。
例えば,「HardwareInfo」,「SoftwareInfo」などのクラスは,資産情報として管理する項目を「資産種別」のカテゴリでまとめたものです。それぞれハードウェアとソフトウェアの情報の集合を表します。オブジェクトクラスの概念を次の図に示します。
図8-1 オブジェクトクラスの概念
![[図データ]](FIGURE/ZU030100.GIF)
- アソシエーションクラス
オブジェクトクラス同士の関連(アソシエーション)を表します。
例えばPCの情報は,そのPCの資産番号やユーザ名(「AssetInfo」クラス),製造者やスペック(「HardwareInfo」クラス),IPアドレス(「NetworkInfo」クラス)などが関連づけて管理されます。このときに,それぞれの情報の関連を表す「HardwareLink」および「NetworkLink」がアソシエーションクラスです。アソシエーションクラスの概念を次の図に示します。
図8-2 アソシエーションクラスの概念
![[図データ]](FIGURE/ZU030200.GIF)
クラス同士の関連については,「14.1.3 クラス関連図」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.