JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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5.3.2 データベース情報の設定

「データベース情報」では,資産管理データベースに接続するためのログインIDやサービス名などを設定します。

「データベース情報」で設定する項目を次に示します。

<この項の構成>
(1) ログインID
(2) サービス名
(3) 同時接続コネクション数
(4) 検索用接続コネクション数
(5) LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)

(1) ログインID

「ログインID」では,データベース接続ユーザのログインIDを設定します。データベースの作成方法については,「5.4 資産管理データベースの作成」を参照してください。

また,[パスワード設定]ダイアログでパスワードを設定します。

この項目は必ず設定してください。

ここで設定した値は,次に示すダイアログの「接続ユーザID」に反映されます。ただし,資産管理データベースの新規作成後に値を変更した場合は,データソースまたはネット・サービスを再作成してください。

(2) サービス名

「サービス名」では,資産管理用のサービス名を設定します。

この項目は,必ず設定してください。

ここで設定した値は,次に示すダイアログの「ODBCデータソース名」および「ネット・サービス名」に反映されます。ただし,資産管理データベースの新規作成後に値を変更した場合は,データソースまたはネット・サービスを再作成してください。

(3) 同時接続コネクション数

「同時接続コネクション数」では,データベースに同時に接続するコネクション数を設定します。

なお,この項目は設定を省略できます。

(4) 検索用接続コネクション数

「検索用接続コネクション数」では,データベースに長時間接続する必要のあるトランザクションが同時に接続できるコネクション数を設定します。この設定をすることで,検索要求といった,長時間のトランザクションによるデータベース接続の占有を防げます。

なお,この項目は設定を省略できます。

(5) LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)

「LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)」では,Embedded RDBを使用している場合,前方一致および後方一致を含む部分一致で検索するときに,大文字と小文字を区別するかどうかを設定します。