JP1/IM - CMでは，Asset Information Managerと連携することで，クライアントのインベントリ情報（クライアントの構成情報）の変更に合わせて，Asset Information Managerの管理する情報からのシステム構成情報の更新ができます。これによって，常に実態に合った情報としてシステム構成情報を管理できます。

また，JP1/IM - CMのセントラルインフォメーションマスター・ビューアーから，Asset Information Managerの機器詳細情報の参照もできます。

Asset Information Managerと連携したJP1/IM - CMのシステム構成情報の管理を次の図に示します。

図2-8　Asset Information Managerと連携したJP1/IM - CMのシステム構成情報の管理

• Asset Information Managerの管理する最新の情報を取得してシステム構成情報を更新する
  JP1/NETM/DMのインベントリ情報の変更が資産管理データベースに反映されると，Asset Information Managerからシステム構成情報が変更されたことを通知するJP1イベントが発行されます。このJP1イベントを基に，システム構成情報の変更を取得して，必要に応じてAsset Information Managerから最新の情報を取得できます。
  JP1/IM - CMとの連携で発行されるAsset Information ManagerのJP1イベントの詳細については，「13.5　Asset Information Managerから発行するJP1イベントの詳細」を参照してください。
  

  注意事項

  Asset Information ManagerからJP1/IM - CMへ構成情報の変更を通知するJP1イベントは，JP1/NETM/DMから取得するインベントリ情報に変更があった場合だけ発行されます。Asset Information Managerの操作画面から情報を変更しても，JP1イベントは発行されません。

  そのため，Asset Information Managerで管理する情報と一致させるには，Asset Information Managerの操作画面から情報を変更できないようにするなどの運用が必要です。

• JP1/IM - CMから機器の詳細情報を参照する
  JP1/IM - CMのセントラルインフォメーションマスター・ビューアーから，選択した機器の詳細情報を表示できます。
  

なお，JP1/IM - CMとの連携時は，JP1/IM - Managerの［イベントコンソール］画面で，Asset Information Managerの発行した構成変更イベントから［機器詳細］ダイアログを表示できます。