JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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1.3 JP1/NETM/DMとの連携に必要な検討項目の一覧

JP1/NETM/DMと連携するためには,JP1/NETM/DMの設定に合わせて,セットアップで指定する値を,あらかじめ検討しておく必要があります。JP1/NETM/DMと連携するために検討する項目と詳細説明の参照先を,一覧表で示します。

検討項目 参照先
JP1/NETM/DMと連携するための検討事項 JP1/NETM/DMデータベースログインID(必須) 5.3.7(1)
JP1/NETM/DMデータベース接続サービス名(必須) 5.3.7(2)
インベントリ情報を取得するための検討事項 JP1/NETM/DMを導入していない機器の情報を取得するかどうか。 5.3.7(3)
次のうち,どちらをJP1/NETM/DMでの運用キーにするか。
  • ホスト識別子
  • ノード識別キー
5.3.7(4)
次のうち,どの機器のインベントリ情報を取り込むか。
  • すべて取り込む
  • ホスト識別子があるものだけを取り込む
  • システム情報があるものだけを取り込む
5.3.7(5)
次のうち,どちらを資産管理データベースでのキー項目にするか。
  • 運用キー
  • 資産番号
5.3.7(6)
次のうち,どの種類の情報を取り込むか。
  • ハードウェア情報
  • ハードウェア情報+ソフトウェア情報
  • ハードウェア情報+ソフトウェアインベントリ情報
  • ハードウェア情報+ソフトウェア情報+ソフトウェアインベントリ情報
5.3.7(12)
リアルタイムにインベントリ情報を取得する場合の監視間隔を何秒にするか。 5.3.7(13)
次のうち,JP1/NETM/DMで削除された資産の機器状態をどれにするか。
  • 廃棄
  • 仮廃棄
  • 抹消
  • コード指定
  • 何もしない
5.3.7(14)
JP1/NETM/DMで削除された資産の機器状態を「コード指定」にした場合,削除された資産に設定する機器状態のコードをどうするか。 5.3.7(15)
インベントリ情報を何件取り込むごとに,JP1/NETM/CSCでセキュリティ対策の状況を判定するか。 5.3.7(19)
次のうち,どちらのインベントリ情報取り込み方式にするか。
  • 従来方式
  • マルチスレッド方式
5.3.7(20)
マルチスレッド方式でインベントリ情報を取り込む場合に,多重度をどうするか。 5.3.7(21)
インベントリ情報を引き当てるための検討事項 ホスト識別を運用キーとして使用する場合に,次のうちどの値を引き当てに使用するか。
  • ホスト識別子だけ
  • ホスト識別子およびMACアドレス
  • ホスト識別子,MACアドレス,IPアドレスおよびホスト名
5.3.7(7)
ホスト識別子で引き当たらなかった場合に,次のうちどの値を引き当てに使用するか。
  • IPアドレスとホスト名
  • マシンシリアルナンバーだけ
  • マシンシリアルナンバー,IPアドレスおよびホスト名
5.3.7(8)
ホスト識別子を運用キーとして使用しない場合で,ノード識別キーで引き当らなかったときに,マシンシリアルナンバーを使用して引き当てるかどうか。 5.3.7(9)
引き当たらなかった場合に,新規資産として登録するかどうか。 5.3.7(10)
ダイアルアップ接続のMACアドレスを引き当て情報にするかどうか。 5.3.7(11)
Asset Information Managerを07-50より前のバージョンからバージョンアップする場合に,設定値の引き継がれ方に問題はないか。 5.3.7(23)
ソフトウェアのライセンスを管理するための検討事項 パッケージ識別IDを取得するかどうか。 5.3.7(16)
次のうち,どのパターンで,ソフトウェア名への自動割り当てをするか。
  • 自動的に割り当てない
  • 同一パッケージ識別IDで割り当てる
  • 同一パッケージ名で割り当てる
  • 同一パッケージ識別IDと同一パッケージ名で割り当てる
5.3.7(17)
ソフトウェアの自動登録をするかどうか。 5.3.7(18)
ジョブを実行するための検討事項 JP1/NETM/DMのサーバマシンに作成される,ジョブ格納フォルダ名称をどうするか。 5.3.7(22)
JP1/NETM/DMと連携して機器を管理する場合
JP1/NETM/DMと連携して機器だけを管理する場合は,基本的にはすべてデフォルトのままでかまいません。ただし,次の設定がデフォルトのままでよいかどうかは,必ず確認してください。また,本格的な運用を開始する際は,必ずセットアップの各項目を再度見直してください。
  • 「JP1/NETM/DMデータベースログインID」
    「admin」でよいか,データソースまたはネット・サービスの設定を確認してください。
  • 「JP1/NETM/DMデータベース接続サービス名」
    「NETM_DB_SERVICE_NAME」でよいか,データソースまたはネット・サービスの設定を確認してください。
  • 運用キー
    JP1/NETM/DMで「ホスト識別子あり」で運用しているかどうかを確認してください。