JP1/NETM/Client Security Control

cscpolimport（判定ポリシーの設定を更新する）

機能

判定ポリシーの設定を更新します。

形式

cscpolimport△{-v△ウィルス対策製品ポリシーインポートファイル|-j△判定ポリシー名△-f△ポリシーインポートファイル名}

コマンドを実行できるサーバ

JP1/NETM/CSC - Manager

実行権限

Administrator権限

格納先ディレクトリ

JP1/NETM/CSC - Managerのインストール先フォルダ\bin

引数

-v△ウィルス対策製品ポリシーインポートファイル名

次に示すどちらかのファイル名をフルパスで指定します。

• ウィルス対策製品ポリシーインポートファイル名
  管理者が，判定ポリシーにインポートするウィルス対策製品の情報を記述して作成するファイルです。
  
• ポリシーインポート手動実行ファイル名
  リモート管理サーバでウィルス対策製品の情報（ウィルス定義ファイルおよびエンジンバージョン）の更新が検知されたときに作成されるファイルです。
  

引数「-v」と，「-j」および「-f」を同時に指定すると，コマンドがエラーになります。

ウィルス対策製品ポリシーインポートファイルの詳細については，「16.13　ウィルス対策製品ポリシーインポートファイル」を参照してください。また，ポリシーインポート手動実行ファイルのファイル名やファイルの格納先については，「16.14　ポリシーインポート手動実行ファイル」を参照してください。

-j△判定ポリシー名

判定ポリシー情報をインポートする判定ポリシー名を指定します。

空白を含む判定ポリシー名を指定する場合は，判定ポリシー名を「"（ダブルクォーテーション）」で囲んでください。

-f△ポリシーインポートファイル名

インポートする判定ポリシー情報を記述した，ポリシーインポートファイル名をフルパスで指定します。引数「-f」を指定する場合，必ず「-j」も指定してください。

なお，ポリシーインポートファイルの詳細については，「16.18　判定ポリシー情報ファイル」を参照してください。

注意事項

• このコマンドは，JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップが完了していて，かつ，AIMの資産管理データベースが開始している状態で実行してください。
• ウィルス対策製品ポリシーインポートファイルに複数行指定した場合は，先頭から順番に判定ポリシーの設定を更新します。同じポリシー名について，複数回の更新を行なった場合は，最後に更新した内容で上書きされます。
• ウィルス対策製品ポリシーインポートファイルに指定されたウィルス対策製品名が指定された判定ポリシーに存在する場合，判定ポリシーを更新します。存在しない場合，ウィルス対策製品名およびウィルス対策製品ポリシーインポートファイルに指定された情報を判定ポリシーに追加します。

出力メッセージ

表示されるメッセージについては，「17.3　JP1/NETM/CSCのメッセージ一覧」を参照してください。

戻り値

戻り値	説明
0	ポリシーを正常にインポートしました。
1	ポリシーのインポートが一部成功しました。
2	コマンドの実行権限がありません。
3	コマンド引数の指定に誤りがあります。
4	JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップが実施されていません。
5	AIMがインストールされていません。
6	指定されたファイルにアクセスできませんでした。
7	判定ポリシーインポートファイルの内容に誤りがあります。
8	データベースアクセスエラーが発生しました。
9	インポートファイルに指定した全行のインポートに失敗しました。
10	指定されたポリシーがありません。
11	更新できないポリシーが指定されています。
255	上記以外の理由で，ポリシーのインポートに失敗しました。

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