JP1/NETM/Client Security Control

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16.13 ウィルス対策製品ポリシーインポートファイル

判定ポリシー更新コマンド(cscpolimport)に指定するファイルです。このファイルには,ウィルス対策製品名やウィルス定義ファイルバージョンなどを定義します。なお,ファイルの作成場所やファイル名は任意です。

<この節の構成>
(1) 書式
(2) 定義内容
(3) 指定例

(1) 書式

 
オペレーション,分類,判定ポリシー名,ウィルス対策製品名,製品バージョン,エンジンバージョン,ウィルス定義ファイルバージョン,ウィルス対策製品が非常駐のPCを危険PCと判定する,危険レベル↓
  :
  :
 
(凡例) ↓:改行コード

(2) 定義内容

定義内容を次の表に示します。

表16-46 ウィルス対策製品ポリシーインポートファイルの定義内容

項番 設定項目 設定値
1 オペレーション コマンドの動作を指定します。設定値は「U」です。
2 分類 分類を指定します。
ALL:すべてのポリシーを更新します。
POLICY:「判定ポリシー名」に指定されたポリシーを更新します。
3 判定ポリシー名 分類でPOLICYを指定した場合,判定ポリシー名を128バイト以内の文字列で指定します。
なお,分類でALLを指定した場合は指定できません。
4 ウィルス対策製品名 ウィルス対策品名を255バイト以内の文字列で指定します。
なお,指定されたウィルス対策製品名が更新対象の判定ポリシーに存在する場合は,判定ポリシーを更新します。存在しない場合は,判定ポリシーを追加します。
5 製品バージョン 製品バージョンを255バイト以内の半角の英数字および記号で指定します。
省略した場合は,この項目の設定は更新しません。
6 エンジンバージョン エンジンバージョンを255バイト以内の半角の英数字および記号で指定します。
省略した場合は,この項目の設定は更新しません。
7 ウィルス定義ファイルバージョン ウィルス定義ファイルバージョンを255バイト以内の半角の英数字および記号で指定します。
省略した場合は,この項目の設定は更新しません。
8 ウィルス対策製品が非常駐のPCを危険PCと判定する ウィルス対策製品が常駐していないクライアントを,危険レベルの判定対象とするかどうかを指定します。
0:オフ
1:オン
省略した場合は,この項目の設定は更新しません。追加処理が行われた場合は,「0(オフ)」が設定されます。
9 危険レベル 危険レベルを次のコードで指定します。
200:注意
300:警告
400:危険
省略した場合は,この項目の設定は更新しません。追加処理が行われた場合は,「400(危険)」が設定されます。

記述する際の注意事項を次に示します。

(3) 指定例

 
U,POLICY,(デフォルトポリシー),AntiVirus Corporate Edition 9.0,9.0.3.100,51.3.0.11,20060225.000,1,400↓

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