JP1/IT Service Level Management

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4.5.5 各ホストでのタイムゾーンが異なる場合の注意事項

レポートを正常に表示するには,JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストと,JP1/ITSLM - Managerにログインしている監視者のマシンのタイムゾーンを一致させる必要があります。

ここでは,タイムゾーンが一致していない場合のレポートの集計時刻や表示内容について説明します。

<この項の構成>
(1) 月単位または日単位に集計する時刻
(2) 性能グラフの表示日時
(3) CSVファイル出力時の表示時刻
(4) 関連項目

(1) 月単位または日単位に集計する時刻

レポートで月単位または日単位に集計する値は,JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストのタイムゾーンで,1か月または1日となる時刻の範囲で集計した値になります。例えば,JP1/ITSLM - ManagerをインストールしたホストのタイムゾーンがGMT+0900で,JP1/ITSLM - Managerにログインしている監視者のマシンのタイムゾーンがGMTのとき,2011年4月1日の情報を集計する場合の対象時刻は,「2011/04/01 00:00:00 +0900~2011/04/01 23:59:59 +0900」になります。

(2) 性能グラフの表示日時

JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストと,JP1/ITSLM - Managerにログインしている監視者のマシンのタイムゾーンの差によって,性能グラフの表示時刻がずれる場合があります。

性能グラフの表示時刻がずれる場合を次に示します。

(3) CSVファイル出力時の表示時刻

CSVファイルにレポートを出力したときの各行の時刻は,JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストが集計した日がそのまま出力されます。

例えば,JP1/ITSLM - ManagerをインストールしたホストのタイムゾーンがGMT+0900,JP1/ITSLM - Managerにログインしている監視者のマシンのタイムゾーンがGMTの場合,画面上のグラフの表示時刻は1日後ろにずれて表示され,CSVファイルの時刻は,ずれる前の日(JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストのタイムゾーン)で出力されます。

(4) 関連項目