JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
JP1/AJS3 - SOA Optionを使用してWebサービスと接続した業務を,設計,構築,運用するまでの流れについて説明します。
- 設計
JP1/AJS3 - SOA Optionのシステム構成の設計,およびJP1/AJS3 - SOA Optionのメモリー所要量とディスク占有量の見積もりをする必要があります。
設計の詳細は,「3. 設計」を参照してください。
- 構築
JP1/AJSのシステムにJP1/AJS3 - SOA Option,およびJP1/AJS3 - View for SOA Optionをインストールして,環境を設定します。
OSがWindowsのWSジョブ実行ホストにJP1/AJS3 - SOA Optionをインストールする場合は,「4. インストールとセットアップ(Windowsの場合)」を参照してください。OSがUNIXのWSジョブ実行ホストにJP1/AJS3 - SOA Optionをインストールする場合は,「5. インストールとセットアップ(UNIXの場合)」を参照してください。
JP1/AJS3 - View for SOA Optionのインストールとセットアップについては,「6. JP1/AJS3 - View for SOA Optionのインストールとセットアップ」を参照してください。
- 運用-1 ユーザーWSプログラムの実装,コンパイル,および配置(ユーザーWSプログラムを開発する場合にだけ必要な運用です)
ユーザーWSプログラムには,規定されたインターフェースを実装する必要があります。実装したら,ユーザーWSプログラムをコンパイルしてWSジョブ実行ホストに配置します。
ユーザーWSプログラムの実装,コンパイル,および配置をする例を次の図に示します。
図2-10 ユーザーWSプログラムの実装,コンパイル,および配置
ユーザーWSプログラムを実行する機能については,「2.4 WSジョブの実行」を参照してください。
また,ユーザーWSプログラムの実装,コンパイル,および配置については,「10.2 ユーザーWSプログラムの開発」を参照してください。
- 運用-2 WSジョブの定義
JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - Viewで,WSジョブを定義します。
WSジョブの定義には,次の2種類あります。
- WSジョブの実行プログラムにWSコネクターを定義する場合
- Webサービスクライアントを開発することなく,Webサービスに接続できるWSジョブを定義する方法です。
- この機能の詳細については,「2.3.1 WSプログラムをGUIで作成する(標準WSジョブの定義)」を参照してください。
- 操作の詳細については,「9. 標準WSジョブの定義」を参照してください。
どちらのWSジョブも,カスタムジョブとして定義します。
- WSジョブの実行プログラムにユーザーWSプログラムを定義する場合
- 手順3で開発したユーザーWSプログラムを利用して,Webサービスに接続できるWSジョブを定義する方法です。
- この機能の詳細については,「2.3.2 WSプログラムを独自に開発する(ユーザーWSジョブの定義)」を参照してください。
- 操作の詳細については,「10. ユーザーWSジョブの定義」を参照してください。
定義したWSジョブをジョブネットに組み込む例を次の図に示します。
図2-11 WSジョブの定義
- 運用-3 WSジョブの実行
WSジョブを定義できたら,JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - ViewでJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerに実行登録します。
定義したWSジョブをJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerに実行登録する例を次の図に示します。
図2-12 WSジョブの実行登録
WSジョブの実行中は,JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - Viewで実行状態を確認できます。
また,WSジョブ実行中の操作例を次の図に示します。
図2-13 WSジョブ実行中の操作
WSジョブの実行登録およびWSジョブの実行中の操作については,「11. WSジョブの実行」を参照してください。
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