JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド
[ジョブネットエディタ]ウィンドウを次の図に示します。
図15-89 [ジョブネットエディタ]ウィンドウ
表示項目について説明します。
●ツリーエリア
定義中のジョブネットが階層で表示されます。
リリース先ジョブネットの場合,ジョブネットはリリース登録した定義ごとに「ルートジョブネット名(リリースID)」の形式で表示されます。ただし,リリースIDが「AJS_AUTO」の場合,リリースIDは表示されません。
●マップエリア
ツリーエリアで選択したジョブネットの定義内容が表示されます。
[オプション]-[壁紙の設定]でユニットごとに壁紙を設定している場合,またはカスタマイズによって壁紙を設定している場合は,壁紙画像が背景に表示されます。詳細については,「15.4.42 [壁紙の設定]ダイアログボックス」,および「11.5.6 マップエリアの背景イメージを変更する」を参照してください。
[環境設定]ダイアログボックスの[エディタ・モニタ]タブで[ユニット名の改行]を[指定する]と設定している場合は,ユニット名の改行位置を指定できます。また,[環境設定]ダイアログボックスの[エディタ・モニタ]タブで[コメントの表示]を[する]と設定している場合は,ユニット名の下に,詳細定義ダイアログボックスで設定されているコメントが続けて表示されます。詳細については,「15.3.42 [環境設定]ダイアログボックス」を参照してください。
●アイコンリスト
アイコンが表示されます。アイコンの種類で,「標準」「イベント」「アクション」「カスタムジョブ」「ツール」の五つのタブに分かれています。アイコンについては,表15-29を参照してください。
●[ジョブネット]
マップエリアに表示中のジョブネット名称が相対名称,または完全名で表示されます。ジョブネット名称を相対名称,完全名のどちらで表示するかについては,ajs2view_opt.confファイルで設定します。詳細については,「11.5 [ジョブネットエディタ]ウィンドウのカスタマイズ」を参照してください。
●[排他編集]チェックボックス
[ジョブネットエディタ]ウィンドウを排他編集モードにするかどうかを選択します。ジョブを定義したり,関連づけたりする場合は,ほかのユーザーがアクセスできないように[排他編集]チェックボックスをチェックし,排他編集モードにします。デフォルトはチェックされていません。ほかの[ジョブネットエディタ]で排他編集中である場合など,排他編集モードにできなかった場合は,編集できません。
排他編集モードにしている間は,ほかのユーザーがJP1/AJS3 - Viewやユニットを操作するコマンドでユニットを追加したり削除したりすることはできません。ただし,排他編集中であっても排他編集モードにする前にあるユニットの定義内容をほかのユーザーが編集することはできるため,複数ユーザーで編集する場合は注意が必要です。
また,排他編集を行っているユニットを含むジョブネットに対して,実行登録や登録解除などの操作を行うことはできません。ユニットの追加や削除・関連設定などの定義編集操作が終わったら,排他編集モードを解除してください。
●編集モード選択ボタン
マップエリアでユニットを関連づけたり,関連づけを解除したりするボタンです。ユニットの関連づけについては,「5.2.5 ジョブやジョブネットを関連づける」を参照してください。編集モード選択ボタンには,次のボタンがあります。
- 標準ボタン
- 関連線接続ボタン
- 関連線連続接続ボタン
- 条件接続ボタン
- 関連線削除ボタン
●リストエリア
マップエリアに表示されているユニットの基本情報が一覧表示されます。リストエリアは,[リストエリア]-[最小化]を選択することで最小化できます。
- [ユニット名]
- アイコンおよびユニット名が表示されます。
- [コメント]
- ユニットの詳細定義ダイアログボックスで定義したコメントが表示されます。
- [種別]
- ユニットの種類が表示されます。
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