JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド
[ジョブネットモニタ]ウィンドウで,ネストジョブネットから上位階層に表示を移動したときに,移動前に表示していたネストジョブネットをマップエリアで選択状態にするように指定できます。これによって,移動前に表示していたネストジョブネットをマップエリアで容易に特定できます。
上位階層に表示を移動したときとは,次の操作をしたときが該当します。
- [ジョブネットモニタ]ウィンドウで[表示]-[親ジョブネットを表示]を選択したとき
- ツリーエリアで上位階層のジョブネットをクリックしたとき,または上位階層のジョブネットの[-]をクリックしたとき
- マップエリアにフォーカスがある状態で[Back Space]キーを押したとき
- ツリーエリアにフォーカスがある状態で矢印キー(左矢印または上矢印キー)を押したとき
- 指定場所
- JP1/AJS3 - View上のファイル
- 詳細については,「11.1.1 ユーザーごとのカスタマイズの方法」を参照してください。
- 指定内容
- 次の形式で指定します。
- jajsSelectMapAreaJobnet={Yes|No}(改行)
- 上位階層に表示を移動したときに,移動前に表示していたネストジョブネットをマップエリアで選択状態にする場合は「Yes」を,選択状態にしない場合は「No」を指定します。
- デフォルトは「Yes」です。この項目を設定しない場合は,「Yes」が仮定されます。
- 指定例
- 上位階層に表示を移動したときに,移動前に表示していたネストジョブネットをマップエリアで選択状態にします。
- jajsSelectMapAreaJobnet=Yes(改行)
- 補足事項
- 上位階層への移動後にマップエリアで選択状態にできるユニットの種別は,ネストジョブネットだけです。
- マップエリアでコメントを表示するように設定している場合は,コメントも選択状態で表示されます。
- マウスによる操作で,一度に2階層以上の上位階層に移動した場合は,移動先のジョブネット直下に定義されているジョブネットの中で,移動前に表示していたネストジョブネットを配下に含むジョブネットを選択状態にします。移動前に表示していたネストジョブネットを配下に含まない上位階層に移動した場合は,選択状態での表示はしません。
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