JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド
ジョブネットのリリースを中止する手順を次に示します。
- [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[リリース中止]をクリックする。
[リリース中止]が選択状態になります。
- ツリーエリアで,リリース中止したいジョブネットを管理するジョブグループをクリックする。
クリックしたジョブグループが選択状態になります。
ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
- リリース中止するジョブネットをクリックし,[操作]-[リリース中止]を選択する。
リリース中止を確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックする。
リリースが中止されます。
「リリース待ち」状態の定義が削除されます。
- 注意事項
- リリース中止できるジョブネットは,「リリース登録待ち」,「リリース待ち」,または「削除待ち」状態の定義を持つジョブネットだけです。
- 次に示すジョブネットは,リリース中止できません。
・サスペンドされているジョブネット
・「閉塞」状態のジョブネット
・編集中のジョブネット
・ほかのユーザーが操作しているジョブネット
ただし,「適用中」状態のジョブネット配下のユニットを対象にした保留属性の設定または解除との同時実行は可能です。
- 期間指定や日付指定で確定実行登録しているジョブネットがリリース日時以降にスケジュールを持つ場合は,リリース中止できません。この場合,リリース日時以降のスケジュールを登録解除,または実行中止してからリリース中止してください。ただし,未来世代数指定の確定実行登録と併用している場合は,リリース日時以降にスケジュールがあってもリリース中止できます。
- リリース日時の1日前までにリリース中止しないと,エラーになるおそれがあります。そのため,あらかじめ余裕を持ってリリース中止するようにしてください。
- リリース中止すると,リリース中止処理によってシステムに大きな負荷が掛かります。そのため,リリース中止するときは,ジョブ実行によってシステムに負荷が掛かる時間帯を避けてください。
- 補足事項
- リリース中止が失敗した場合,ジョブネットは「削除待ち」状態に遷移します。「削除待ち」状態の定義は,再度リリース中止することで削除できます。
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