JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1
ジョブ実行時に発生するエラーメッセージ(KAVSメッセージ,KAVTメッセージ,およびKAVUメッセージ)をsyslogにも出力し,JP1/AJS3のジョブ実行時のエラー監視をsyslogだけで行うことができます。
ジョブのエラーメッセージをsyslogに出力するための定義手順を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) 定義手順
- (2) 環境設定パラメーター一覧
(1) 定義手順
- JP1/AJS3のサービスを停止する。
次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※ # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
- 注※
- 自動停止の設定がされていることを確認してください。
- 次のコマンドを実行して,「(2) 環境設定パラメーター一覧」の環境設定パラメーターを設定する。
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容- JP1/AJS3を再起動する。
設定した内容が反映されます。
(2) 環境設定パラメーター一覧
表15-55 環境設定パラメーター一覧
定義キー 環境設定パラメーター 定義内容 [{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJS2COMMON] "SYSLOGJOBMSG"= ジョブのエラーメッセージをsyslogにも出力するかどうかの設定
- 注※
- {JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.9(2) SYSLOGJOBMSG」を参照してください。
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