JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1

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15.1.3 ネストジョブネット定義パラメーター出力時のスケジュールルールの出力方法の変更

スケジュールルールを有効にして上位ジョブネットのスケジュールに依存しないようにするのか,またはスケジュールルールを削除して上位ジョブネットのスケジュールに依存するようにするのかを指定できます。

このオプションは,スケジュールルールを持ったルートジョブネットをネストジョブネットにコピーして作成したジョブネットに対して,ajsprint,ajsbackup,ajsexportコマンドおよびJP1/AJS3 - Viewで「退避」を行った場合に有効です。

<この項の構成>
(1) 定義手順
(2) 環境設定パラメーター一覧

(1) 定義手順

  1. JP1/AJS3のサービスを停止する。
    次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
     
    # /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop
    # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
     
  2. 次のコマンドを実行して,「(2) 環境設定パラメーター一覧」の環境設定パラメーターを設定する。
     
    jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
     
  3. JP1/AJS3を再起動する。
    設定した内容が構成定義に反映されます。

(2) 環境設定パラメーター一覧

表15-2 ネストジョブネット定義パラメーター出力時のスケジュールルールの出力方法を変更するための環境設定パラメーター

定義キー 環境設定パラメーター 定義内容
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名] "AJSPRINTNETSCHPRF"= ネストジョブネットの,スケジュールルールの扱い方

注※
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。

環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2(76) AJSPRINTNETSCHPRF」を参照してください。

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