JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド
JP1/AJS3のシステムを構成するプログラムを説明します。JP1/AJS3のプログラム構成について,次の図に示します。
図1-8 JP1/AJS3のプログラム構成
- JP1/AJS3 - Manager
- ジョブネットやスケジュールの定義を管理し,ジョブネットの実行順序を制御するためのプログラムです。JP1/AJS3 - Managerは,JP1/AJS3 - Agentにジョブの実行を依頼し,実行状況および実行結果の情報をJP1/AJS3 - Agentから受け取って管理します。
- JP1/AJS3 - Managerは,ジョブ実行制御のエージェント機能も持っているため,自らエージェントとしてジョブを実行することもできます。
- JP1/AJS3 - Agent
- ジョブを実行するためのプログラムです。JP1/AJS3 - Agentは,JP1/AJS3 - Managerから依頼されたジョブを実行し,実行状況および実行結果の情報をJP1/AJS3 - Managerに送信します。
- JP1/AJS3 - View
- GUIを使ってジョブネットやスケジュールを操作するためのプログラムです。JP1/AJS3 - Viewでは,JP1/AJS3 - Managerに接続してジョブネットやスケジュールの定義を編集したり,ジョブネットを実行したりできます。また,ジョブネットの実行状況や実行結果を表示します。
- JP1/Base
- JP1/AJS3の前提製品で,ユーザー権限の管理やJP1イベントの送受信をします。
Copyright (C) 2009, 2014, Hitachi, Ltd.
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