JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3

Event Job Execution Detail（PI_EJED）

カテゴリー

ジョブの稼働状況

機能

Event Job Execution Detail（PI_EJED）レコードには，イベントアクション制御で実行を管理しているイベントジョブについてのある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは，複数インスタンスレコードです。

注意

このレコードは，JP1イベントを使用して情報を収集します。したがって，このレコードを収集するためには，JP1/Base Eventサービスを起動しておく必要があります。JP1/Base Eventサービスが起動していない場合，情報が正しく収集されません。詳細については，マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の，起動と終了について説明している章を参照してください。

JP1イベントの送受信に遅延が発生した場合，収集情報が遅れて表示されるおそれがあります。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否

Collection Interval 300 ○

Collection Offset 0 ○

Log No ○

LOGIF 空白 ○

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	300	○
Collection Offset	0	○
Log	No	○
LOGIF	空白	○

ODBCキーフィールド

AGENT_HOST_NAME

SCHEDULER_SERVICE_NAME

ライフタイム

「JP1/AJS3サービス」または「JP1/AJS2サービス」の起動から終了までです。

レコードサイズ

固定部：937バイト

可変部：415バイト

フィールド

PFM - View名
（PFM - Manager名）説明要約形式デルタデータソース

Agent Host Name
（AGENT_HOST_NAME）実行先エージェントホスト名。 COPY string(256) No －

End Error
（END_ERROR）収集間隔の間に異常終了したイベントジョブの数^※1。 AVG ulong No －

End Normaly
（END_NORMALY）収集間隔の間に正常終了したイベントジョブの数^※1。 AVG ulong No －

End Warning
（END_WARNING）収集間隔の間に警告終了したイベントジョブの数^※1。 AVG ulong No －

Executing
（EXECUTING）収集間隔の間に実行開始したイベントジョブの数^※1。 AVG ulong No －

Interval
（interval） Event Job Execution Detail（PI_EJED）レコードが格納されたインターバルの秒数。 COPY ulong No －

Manager Host Name
（MANAGER_HOST_NAME）監視対象マネージャーホスト名。 COPY string(256) No －

Record Time
（record_time）レコードが作成された時刻（グリニッジ標準時）。 COPY time_t No －

Record Type
（szRecordType）レコード種別。常に「EJED」。 COPY char(8) No －

reported
（REPORTED）イベントアクションエージェントに通知済みのイベントジョブ数^※1,※2。 AVG ulong No －

Scheduler Service Name
（SCHEDULER_SERVICE_NAME）監視対象スケジューラーサービス名。 COPY string(31) No －

Stay Number
（STAY_NUMBER）イベントジョブの滞留数^{※1,※2,※3,※5}。 AVG ulong No －

Stay Time Average
（STAY_TIME_AVERAGE）イベントジョブの平均滞留時間（秒単位）^{※1,※2,※4,※5}。 AVG ulong No －

Stay Time Max
（STAY_TIME_MAX）イベントジョブの最大滞留時間（秒単位）^{※1,※2,※4,※5}。 AVG ulong No －

注※1

起動条件の成立を監視するジョブネット「.CONDITION」配下のイベントジョブは，ジョブ数や滞留数にカウントされません。また，滞留時間にも関与しません。

注※2

ジョブがまだ実行されていなくて，エージェントホスト名が未確定のため，これらの情報のエージェントホスト名には，マネージャーホスト名が格納されます。

注※3

PFM - Agent for JP1/AJS3による情報収集時点で，イベントアクションエージェントに通知しているが，実行開始にはなっていないイベントジョブ数（実行開始前に終了したイベントジョブは除く数）です。

注※4

PFM - Agent for JP1/AJS3による情報収集時点での，次の2種類の時間の最大値（イベントジョブの最大滞留時間の場合），または平均値（イベントジョブの平均滞留時間の場合）です。単位は秒で，1秒未満の値は切り捨てられます。

イベントジョブの，イベントアクションエージェントに通知した時間から実行開始までの時間

イベントジョブの，イベントアクションエージェントに通知した時間からPFM - Agent for JP1/AJS3による情報収集時点の時間

なお，PFM - Agent for JP1/AJS3による情報収集開始前にイベントアクションエージェントに通知されたイベントジョブの滞留時間は，「イベントジョブの最大滞留時間」および「イベントジョブの平均滞留時間」の対象外です。

注※5

実行開始前で，すでにイベントアクションエージェントに通知されているジョブを強制終了した場合，そのジョブのルートジョブネットが終了するまでを滞留とします。そのため，実際の滞留とは差異が生じるおそれがあります。

PFM - View名（PFM - Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
Agent Host Name （AGENT_HOST_NAME）	実行先エージェントホスト名。	COPY	string(256)	No	－
End Error （END_ERROR）	収集間隔の間に異常終了したイベントジョブの数^※1。	AVG	ulong	No	－
End Normaly （END_NORMALY）	収集間隔の間に正常終了したイベントジョブの数^※1。	AVG	ulong	No	－
End Warning （END_WARNING）	収集間隔の間に警告終了したイベントジョブの数^※1。	AVG	ulong	No	－
Executing （EXECUTING）	収集間隔の間に実行開始したイベントジョブの数^※1。	AVG	ulong	No	－
Interval （interval）	Event Job Execution Detail（PI_EJED）レコードが格納されたインターバルの秒数。	COPY	ulong	No	－
Manager Host Name （MANAGER_HOST_NAME）	監視対象マネージャーホスト名。	COPY	string(256)	No	－
Record Time （record_time）	レコードが作成された時刻（グリニッジ標準時）。	COPY	time_t	No	－
Record Type （szRecordType）	レコード種別。常に「EJED」。	COPY	char(8)	No	－
reported （REPORTED）	イベントアクションエージェントに通知済みのイベントジョブ数^※1,※2。	AVG	ulong	No	－
Scheduler Service Name （SCHEDULER_SERVICE_NAME）	監視対象スケジューラーサービス名。	COPY	string(31)	No	－
Stay Number （STAY_NUMBER）	イベントジョブの滞留数^{※1,※2,※3,※5}。	AVG	ulong	No	－
Stay Time Average （STAY_TIME_AVERAGE）	イベントジョブの平均滞留時間（秒単位）^{※1,※2,※4,※5}。	AVG	ulong	No	－
Stay Time Max （STAY_TIME_MAX）	イベントジョブの最大滞留時間（秒単位）^{※1,※2,※4,※5}。	AVG	ulong	No	－

[目次][前へ][次へ]

[他社商品名称に関する表示]