JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3

AJS2 System Overview（PI）

カテゴリー

ジョブネットの稼働状況

ジョブの稼働状況

機能

AJS2 System Overview（PI）レコードには，ジョブネットとジョブの実行状況についてのある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは，複数インスタンスレコードです。

注意

• このレコードは，JP1イベントを使用して情報を収集します。したがって，このレコードを収集するためには，JP1/Base Eventサービスを起動しておく必要があります。JP1/Base Eventサービスが起動していない場合，情報が正しく収集されません。詳細については，マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の，起動と終了について説明している章を参照してください。
• JP1イベントの送受信に遅延が発生した場合，収集情報が遅れて表示されるおそれがあります。
• jpqjobsubコマンドで登録されたジョブの情報は収集されません。

デフォルト値および変更できる値

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	60	○
Collection Offset	0	○
Log	Yes	○
LOGIF	空白	○

ODBCキーフィールド

• AGENT_HOST_NAME
• SCHEDULER_SERVICE_NAME

ライフタイム

「JP1/AJS3サービス」または「JP1/AJS2サービス」の起動から終了までです。

レコードサイズ

• 固定部：937バイト
• 可変部：511バイト

フィールド

PFM - View名 （PFM - Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
Agent Host Name （AGENT_HOST_NAME）	実行先エージェントホスト名。	COPY	string(256)	No	−
Delay Jobnet （DELAY_JOBNET）	収集間隔の間に開始・終了遅延を検出したジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
Delay Root-Jobnet （DELAY_ROOT_JOBNET）	収集間隔の間に開始・終了遅延を検出したルートジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
End Error Jobnet （END_ERROR_JOBNET）	収集間隔の間に異常終了したジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
End Error Jobs （END_ERROR_JOBS）	収集間隔の間に異常終了したジョブ数※2，※3。	AVG	ulong	No	−
End Error Root-Jobnet （END_ERROR_ROOT_JOBNET）	収集間隔の間に異常終了したルートジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
End Normaly Jobnet （END_NORMALY_JOBNET）	収集間隔の間に正常終了したジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
End Normaly Jobs （END_NORMALY_JOBS）	収集間隔の間に正常終了したジョブ数※2，※3。	AVG	ulong	No	−
End Normaly Root-Jobnet （END_NORMALY_ROOT_JOBNET）	収集間隔の間に正常終了したルートジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
End Warning Jobnet （END_WARNING_JOBNET）	収集間隔の間に警告終了したジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
End Warning Jobs （END_WARNING_JOBS）	収集間隔の間に警告終了したジョブ数※2，※3。	AVG	ulong	No	−
End Warning Root-Jobnet （END_WARNING_ROOT_JOBNET）	収集間隔の間に警告終了したルートジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
Interval （interval）	AJS2 System Overview（PI）レコードが格納されたインターバルの秒数。	COPY	ulong	No	−
Jobnet Executing （JOBNET_EXECUTING）	収集間隔の間に実行開始したジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
Manager Host Name （MANAGER_HOST_NAME）	マネージャーホスト名。	COPY	string(256)	No	−
Record Time （record_time）	レコードが作成された時刻（グリニッジ標準時）。	COPY	time_t	No	−
Record Type （szRecordType）	レコード種別。常に「PI」。	COPY	char(8)	No	−
Root-Jobnet Executing （ROOT_JOBNET_EXECUTING）	収集間隔の間に実行開始したルートジョブネット数※1。	AVG	ulong	No	−
Scheduler Service Name （SCHEDULER_SERVICE_NAME）	監視対象スケジューラーサービス名。	COPY	string(31)	No	−
Started Jobs （STARTED_JOBS）	収集間隔の間に実行開始したジョブ数※2，※3。	AVG	ulong	No	−

注※1

ジョブネットのエージェントホスト名には，マネージャーホスト名が格納されます。

注※2

起動条件の成立を監視するジョブネット「.CONDITION」配下のイベントジョブは，ジョブ数にカウントされません。

注※3

サブミットジョブ，ORジョブ，および判定ジョブを除くジョブ数が格納されます。

[目次][前へ][次へ]

Copyright (C) 2009, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, Hitachi Software Engineering Co., Ltd.