JP1/Performance Management - Agent Option for IBM(R) DB2(R) Universal Database(TM)
「7.2 トラブルシューティング」に示した対処をしてもトラブルを解決できなかった場合,トラブルの要因を調べるための資料を採取し,システム管理者に連絡する必要があります。この節では,トラブル発生時に採取が必要な資料について説明します。
Performance Managementでは,採取が必要な資料を一括採取するためのコマンドを用意しています。PFM - Agentの資料を採取するには,jpcrasコマンドを使用します。jpcrasコマンドを使用して採取できる資料については,表中に記号で示しています。
- 注意
- jpcrasコマンドで採取できる資料は,コマンド実行時に指定するオプションによって異なります。コマンドに指定するオプションと採取できる資料については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- 論理ホスト運用の場合の注意事項
- 論理ホスト運用の場合の注意事項を次に示します。
- 論理ホスト運用する場合のPerformance Managementのログは,共有ディスクに格納されます。なお,共有ディスクがマウントされている場合は,jpcrasコマンドで共有ディスク上のログも一括して採取できます。
- フェールオーバー時の問題を調査するには,フェールオーバーの前後の資料が必要です。このため,実行系と待機系の両方の資料が必要になります。
- 論理ホスト運用のPerformance Managementの調査には,クラスタソフトの資料が必要です。論理ホスト運用のPerformance Managementは,クラスタソフトから起動や停止を制御されているので,クラスタソフトの動きとPerformance Managementの動きを対比して調査するためです。
- <この節の構成>
- 7.4.1 UNIXの場合
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