JP1/Performance Management - Agent Option for IBM(R) DB2(R) Universal Database(TM)
Performance Managementのコマンドの実行に関するトラブルの対処方法を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) jpctool service list (jpcctrl list)コマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される
- (2) jpctool db dump (jpcctrl dump)コマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される
(1) jpctool service list (jpcctrl list)コマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される
考えられる要因およびその対処方法を次に示します。
- Performance Managementのプログラムのサービス情報を削除しないでPerformance Managementのプログラムをアンインストールした
Performance ManagementのプログラムをアンインストールしてもPerformance Managementのプログラムのサービス情報はデータベースに残っています。jpctool service delete (jpcctrl delete)コマンドを実行して,Performance Managementのプログラムのサービス情報を削除してください。サービス情報の削除方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。
- Performance Managementのプログラムのサービス情報を削除しないでマシンのホスト名を変更した
Performance Managementのプログラムのサービス情報を削除しないでマシンのホスト名を変更した場合,以前のホスト名が付加されているサービスIDのサービス情報が,Master Managerサービスが管理しているデータベースに残っています。jpctool service delete (jpcctrl delete)コマンドを実行して,Performance Managementのプログラムのサービス情報を削除してください。サービス情報の削除方法およびホスト名の変更方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementのインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。
(2) jpctool db dump (jpcctrl dump)コマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される
同じMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスに対して,同じエクスポートファイル名を指定して,複数回jpctool db dump (jpcctrl dump)コマンドを実行すると,先に実行した出力結果があとから実行された実行結果に上書きされます。同じMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスに対して,複数回jpctool db dump (jpcctrl dump)コマンドを実行する場合は,異なる名称のエクスポートファイルを指定してください。Storeデータのエクスポート方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。
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