JP1/Performance Management 設計・構築ガイド

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6.4.8 プロダクト名表示機能の設定

プロダクト名表示機能を有効にすることで,Performance Managementで使用するサービスキーおよびサービスIDの形式をプロダクト名に変更できます。プロダクト名表示機能の詳細については,「4.1.2 サービスの表示・指定方法」を参照してください。

プロダクト名表示機能を設定するには,jpcconf prodnameコマンドを使用します。jpcconf prodnameコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

<この項の構成>
(1) 現在のプロダクト名表示機能の設定状況を確認する
(2) プロダクト名表示機能を有効にする
(3) プロダクト名表示機能を無効にする

(1) 現在のプロダクト名表示機能の設定状況を確認する

  1. プロダクト名表示機能の設定状況を確認したいホストにログインする。
  2. jpcconf prodname displayコマンドを実行する。
    プロダクト名表示機能の現在の設定が表示されます。
    プロダクト名表示機能が有効な場合の実行例を次に示します。
     
    # jpcconf prodname display
    available
     
    論理ホスト運用をしている場合は,-lhostオプションで設定状況を確認したい論理ホストを指定してください。

(2) プロダクト名表示機能を有効にする

  1. プロダクト名表示機能を有効にしたいホストにログインする。
  2. ホスト上のすべてのPerformance Managementサービスを停止する。
    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。論理ホスト運用をしている場合は,クラスタソフトの操作によって,Performance Managementを登録している論理ホストを停止してください。
  3. jpcconf prodname enableコマンドを実行する。
    プロダクト名表示機能が有効になります。
    論理ホスト運用をしている場合は,-lhostオプションでプロダクト名表示機能を設定したい論理ホストを指定してください。
  4. ホスト上のすべてのPerformance Managementサービスを起動する。
    サービスの起動方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。論理ホスト運用をしている場合は,クラスタソフトの操作によって,Performance Managementを登録している論理ホストを起動してください。

(3) プロダクト名表示機能を無効にする

  1. プロダクト名表示機能を無効にしたいホストにログインする。
  2. ホスト上のすべてのPerformance Managementサービスを停止する。
    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。論理ホスト運用をしている場合は,クラスタソフトの操作によって,Performance Managementを登録している論理ホストを停止してください。
  3. jpcconf prodname disableコマンドを実行する。
    プロダクト名表示機能が無効になります。
    論理ホスト運用をしている場合は,-lhostオプションでプロダクト名表示機能を設定したい論理ホストを指定してください。
  4. ホスト上のすべてのPerformance Managementサービスを起動する。
    サービスの起動方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。論理ホスト運用をしている場合は,クラスタソフトの操作によって,Performance Managementを登録している論理ホストを起動してください。

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