Cosminexus アプリケーション開発ガイド

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はじめに

このマニュアルは,Cosminexus(コズミネクサス)上で動作するアプリケーションの開発の流れと,アプリケーションの開発方法について説明します。

Cosminexusでは,次に示すプログラムプロダクトを使用してアプリケーションを開発,実行します。

このマニュアルでは,これらのプログラムプロダクトの構成ソフトウェアのうち,次に示す構成ソフトウェアについて説明しています。

なお,オペレーティングシステム(OS)の種類によって,機能が異なる場合があります。OSごとの違いがある場合の表記方法については,「適用OSの違いによる機能相違点の表記」を参照してください。

対象読者

このマニュアルは,Cosminexusで動作するアプリケーションを開発する方を対象にしています。

なお,次の内容を理解されていることを前提としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 J2EEアプリケーション開発の概要
Developerを使用したJ2EEアプリケーション開発の概要,Cosminexusシステムで動作するJ2EEアプリケーションの形式などについて説明しています。また,J2EEアプリケーション開発の流れについて説明しています。

第2章 インストールとセットアップ
Cosminexusの開発環境で使用する製品のインストール方法およびインスタントセットアップ機能を使用したセットアップ方法について説明しています。

第3章 テスト用実行環境で使用するデータベースのテーブルの作成
J2EEアプリケーションのテスト用実行環境で使用するデータベースのテーブルを作成する手順について説明しています。

第4章 プロジェクトの作成
MyEclipseを使用してJ2EEアプリケーションのプロジェクトを作成する方法について説明しています。

第5章 ユーザインタフェースの作成
MyEclipseを使用してユーザインタフェースを作成する方法について説明しています。

第6章 業務処理プログラムの作成
Eclipseを使用してEnterprise Beanに業務処理を実装する方法について説明しています。

第7章 J2EEアプリケーションのテスト
MyEclipseを使用して,作成したJ2EEアプリケーションをテストする方法について説明しています。

第8章 実行環境へのJ2EEアプリケーションの配布
テストしたJ2EEアプリケーションを,実行環境に配布する方法について説明しています。

第9章 そのほかの開発
フレームワークやUMLを利用したJ2EEアプリケーションの開発について説明しています。また,Eclipseを使用しないJ2EEアプリケーションの開発についても説明しています。

第10章 JSP事前コンパイルとチェック
JSP事前コンパイルの実施方法とJSPソースのチェックについて説明しています。

付録A MyEclipseの動作確認用サンプルプログラム
Cosminexusが提供するMyEclipseを使用したサンプルプログラムの概要と実行方法について説明しています。

付録B インスタントセットアップ機能を使用しない環境の構築手順
インスタントセットアップ機能を使用しないで,開発環境およびテスト用実行環境を構築する手順について説明しています。

付録C Developer Standard使用時の注意事項
Developer Standardを使用する上での制限事項および注意事項について説明しています。

付録D Matisse4MyEclipseフィーチャのインストール
Matisse4MyEclipseフィーチャのインストール手順とインストールの確認方法について説明しています。

付録E テスト用実行環境のシステムのチューニング
J2EEアプリケーションのテスト用実行環境用として構築したシステムのチューニングについて説明しています。

付録F Cosminexus Version 6からCosminexus Version 7への移行
Cosminexus Version 6で構築した開発環境をCosminexus Version 7に移行する手順と,Cosminexus Version 7に移行したあとの運用手順について説明しています。

付録G JavaMailの使用例
JavaMailの使用例として,メールコンフィグレーションの取得からメッセージの送信までの手順について説明しています。

付録H web.xml編集時の注意事項(互換用の動作モードの場合)
互換用の動作モードのシステムでJ2EEアプリケーションを使用する場合の,web.xml編集時の注意事項について説明しています。

付録I インスタントセットアップ機能実行時のエラーメッセージ一覧
インスタントセットアップ機能を実行したときにコンソールに出力されるメッセージについて説明しています。

付録J データベース構築・削除時のエラーメッセージ一覧
データベースの構築・削除時にエラーファイルに出力されるメッセージについて説明しています。

付録K 用語解説
このマニュアルで使用している用語の意味について説明しています。

関連マニュアル

Cosminexusのマニュアル体系について,次の図に示します。

[図データ]

マニュアル体系図で示した関連マニュアルについて,それぞれの位置づけを次に示します。

Cosminexus 概説
Cosminexusの製品概要について説明しています。

Cosminexus 機能解説
Cosminexus Component Containerの機能を中心に,uCosminexus Application Serverの概要と提供する機能について説明しています。

Cosminexus システム設計ガイド
システム設計時に,システムの目的に応じたシステム構成や運用方法を検討するための指針について説明しています。また,チューニングの方法についても説明しています。

Cosminexus 簡易構築・運用ガイド
セットアップウィザードおよびSmart Composer機能を使用して,システムを構築・運用する手順について説明しています。また,セットアップウィザードおよびSmart Composer機能が提供するコマンドやファイルについても説明しています。

Cosminexus システム構築ガイド
システム構築時に必要な機能の設定方法について説明しています。

Cosminexus システム運用ガイド
Cosminexusを使用したシステムの運用方法のうち,Smart Composer機能を使用する運用以外の方法について説明しています。

Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド
Cosminexus Component Containerのサーバ管理コマンド,およびServer Plug-inを使用した操作について説明しています。

Cosminexus 運用管理操作ガイド
Cosminexus Component Containerの運用管理ポータルの使用方法について説明しています。

Cosminexus リファレンス コマンド編
Cosminexusのシステムを構築・運用するときに使用するコマンドについて説明しています。

Cosminexus リファレンス 定義編
Cosminexusのシステムを構築・運用するとき,またはアプリケーションを開発するときに,使用するファイルの形式について説明しています。

Cosminexus メッセージ 1 KAWS/KDAL/KDJE編,Cosminexus メッセージ 2 KEOS/KEUC/KFCB編,Cosminexus メッセージ 3 KFCT/KFDB/KFDJ編
Cosminexusで出力されるメッセージについて説明しています。

Hitachi Web Server
Hitachi Web Server(Webサーバ)の構築,管理方法について説明しています。

TPBroker ユーザーズガイド
Cosminexus TPBrokerの概要,機能,運用方法について説明しています。

Cosminexus Reliable Messaging
Cosminexus RMを使用したメッセージの非同期通信によるアプリケーションの連携方法について説明しています。

Cosminexus リファレンス API編
アプリケーションの開発で使用するAPIおよびタグについて説明しています。

また,マニュアル体系図に示したマニュアル以外で,このマニュアルと関連するマニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

なお,このマニュアルでは,次のマニュアルについてバージョン番号を省略して表記しています。マニュアルの正式名称とこのマニュアルでの表記を次の表に示します。

正式名称 このマニュアルでの表記
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用) HiRDB システム導入・設計ガイド
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用) HiRDB コマンドリファレンス
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド HiRDB UAP開発ガイド
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 UAP開発ガイド(UNIX(R)/Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 UAP開発ガイド(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス HiRDB SQLリファレンス
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 SQLリファレンス(UNIX(R)/Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 SQLリファレンス(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ HiRDB メッセージ
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 メッセージ(UNIX(R)/Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 メッセージ(Windows(R)用)

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。

マニュアルを読む目的 記述個所
アプリケーション開発の概要について知りたい。 Cosminexusが提供する開発環境(Developer)を使用した開発の特長について知りたい。 1.1
Developerで提供する機能について知りたい。 1.2
開発するアプリケーションの形式について知りたい。 1.3
開発環境の前提となる構成ソフトウェアについて知りたい。 1.4
アプリケーション開発の流れについて知りたい。 1.5
インストール方法について知りたい。 Developerをインストールする方法について知りたい。 2.2
開発環境インスタントセットアップを使用して,EclipseおよびMyEclipseをインストールする方法について知りたい。 2章
開発環境インスタントセットアップを使用しないで,EclipseおよびMyEclipseをインストールする方法について知りたい。 付録B.1
開発環境およびテスト用実行環境の構築方法について知りたい。 開発環境インスタントセットアップを使用して,開発環境およびテスト用実行環境を構築する方法について知りたい。 2章
開発環境インスタントセットアップを使用しないで,開発環境およびテスト用実行環境を構築する方法について知りたい。 付録B.2
構築したシステムのチューニング方法について知りたい。 付録E
組み込みデータベースを使用する方法が知りたい。 開発環境インスタントセットアップを使用しないで,組み込みデータベースを構築する方法について知りたい。 付録B.3
組み込みデータベースを操作する方法について知りたい。 3章
組み込みデータベースを構築・削除するときに表示されるメッセージについて知りたい。 付録J
アプリケーションの開発手順について知りたい。 MyEclipseを使用して,プロジェクトを作成する手順について知りたい。 4章
MyEclipseを使用して,ユーザインタフェースを作成する手順について知りたい。 5章
Eclipseを使用して,業務処理プログラムを作成する手順について知りたい。 6章
MyEclipseを使用してアプリケーションをテストする手順について知りたい。 7章
フレームワークを利用した開発について知りたい。 9.1
UMLを利用した開発について知りたい。 9.2
Eclipseを使用しないでアプリケーションを開発する方法について知りたい。 9.3
JSP事前コンパイルの実行方法について知りたい。 10.1
JSPソースのチェック方法について知りたい。 10.2
アプリケーション開発時の注意事項について知りたい。 Windows Vistaの場合のJ2EEアプリケーション開発時の注意事項について知りたい。 1.6
Developer Standard使用時の制限事項と注意事項について知りたい。 付録C
互換用の動作モードの場合のweb.xml編集時の注意事項について知りたい。 付録H
実行環境への配布の手順について知りたい。 開発環境で作成したアプリケーションを,実行環境に配布する手順について知りたい。 8章
サンプルプログラムについて知りたい。 サンプルプログラムの実行方法について知りたい。 付録A
Matisse4MyEclipseについて知りたい。 Matisse4MyEclipseフィーチャのインストール手順について知りたい。 付録D
開発環境やアプリケーションの移行方法が知りたい。 Cosminexus Version 6の環境で構築した開発環境をCosminexus Version 7の環境で使用する方法について知りたい。 付録F
JavaMailの送信方法が知りたい。 JavaMailを使用してメッセージを送信する手順が知りたい。 付録G
用語について知りたい。 マニュアル本文で使用されている用語について知りたい。 付録K

ご利用製品ごとの用語の読み替えについて

uCosminexus Service Platformをご利用の場合は,このマニュアルで使用している用語のうち,Application ServerおよびApplication Server Enterpriseを,uCosminexus Service Platformに読み替えてください。

uCosminexus Service Architectをご利用の場合は,このマニュアルで使用している用語のうち,DeveloperおよびDeveloper ProfessionalをuCosminexus Service Architectに読み替えてください。

このマニュアルでの表記

このマニュアルで使用している表記と,対応する製品名を次に示します。

表記 製品名
Application Server Application Server Enterprise uCosminexus Application Server Enterprise
Application Server Standard uCosminexus Application Server Standard
Developer Developer Professional uCosminexus Developer Professional
Developer Standard uCosminexus Developer Standard
HiRDBまたはHiRDBサーバ HiRDB/Single Server HiRDB/Single Server Version 7
HiRDB/Single Server Version 8
HiRDB/Parallel Server HiRDB/Parallel Server Version 7
HiRDB/Parallel Server Version 8
HiRDB Run TimeまたはHiRDBクライアント HiRDB/Run Time Version 7
HiRDB/Run Time Version 8
Internet Explorer Microsoft(R) Internet Explorer(R)
IPF Itanium(R) Processor Family
JSF JavaServerTM Faces Reference Implementation (RI) Version: 1.1_01 FCS
Microsoft Cluster Service Microsoft(R) Cluster Service
Microsoft IIS Microsoft(R) Internet Information Services 6.0
Oracle Oracle9i Oracle9i
Oracle9i R2
Oracle10g Oracle 10g
Oracle 10g R2
SQL Server Microsoft(R) SQL Server(TM) 2000
Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005
Struts Jakarta Struts 1.1
UNIX AIX AIX 5L V5.2
AIX 5L V5.3
HP-UXまたはHP-UX(IPF) HP-UX 11i V2(IPF)
HP-UX 11i V3(IPF)
Linux Linux(IPF) Red Hat Enterprise Linux AS 3(IPF)
Red Hat Enterprise Linux AS 4(IPF)
Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform(Intel Itanium)
Linux(x86/AMD64 & Intel EM64T) Red Hat Enterprise Linux AS 3(x86)
Red Hat Enterprise Linux AS 4(x86)
Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform(x86)
Red Hat Enterprise Linux ES 3(x86)
Red Hat Enterprise Linux ES 4(x86)
Red Hat Enterprise Linux 5(x86)
Red Hat Enterprise Linux AS 3(AMD64 & Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux AS 4(AMD64 & Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform(AMD/Intel 64)
Red Hat Enterprise Linux ES 3(AMD64 & Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux ES 4(AMD64 & Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux 5(AMD/Intel 64)
Solaris Solaris 9
Solaris 10
Web Redirector uCosminexus Web Redirector
Windows Server 2003 Microsoft(R) Windows Server(R) 2003,Enterprise Edition Operating System(x86)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003,Standard Edition Operating System(x86)
Windows Server 2003 R2 Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Enterprise Edition Operating System(x86)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Standard Edition Operating System(x86)
Windows Server 2003(x64) Microsoft(R) Windows Server(R) 2003,Enterprise x64 Edition Operating System
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003,Standard x64 Edition Operating System
Windows Server 2003 R2(x64) Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Enterprise x64 Edition Operating System
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Standard x64 Edition Operating System
Windows Vista Microsoft(R) Windows Vista(R) Business
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate
Windows XP Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System

なお,Windows Server 2003,Windows Server 2003 R2,Windows Server 2003(x64),Windows Server 2003 R2(x64),Windows Vista,およびWindows XPを総称してWindowsと表記することがあります。

このマニュアルで使用している表記と,対応するCosminexusの機能名を次に示します。

表記 Cosminexusの機能名
Cosminexus Developer's Kit for Java Cosminexus Developer's Kit for JavaTM
CTM Cosminexus Component Transaction Monitor
Management Server Cosminexus Management Server
MyEclipse MyEclipse for Cosminexus
PRF Cosminexus Performance Tracer
Server Plug-in Cosminexus Server Plug-in
Smart Composer Cosminexus Smart Composer
Studio Plug-in Cosminexus Studio Plug-in
TPBroker Cosminexus TPBroker

このマニュアルで使用している表記と,対応するJava関連用語を次に示します。

表記 Java関連用語
DI Dependency Injection
EAR Enterprise ARchive
EJBまたはEnterprise JavaBeans Enterprise JavaBeansTM
EJB QL EJBTM Query Language
J2EEまたはJava 2 Platform, Enterprise Edition JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition
J2SE JavaTM 2 Platform, Standard Edition
JAAS JavaTM Authentication and Authorization Service
JAR JavaTM Archive
Java JavaTM
Java 2 Runtime Environment, Standard Edition JavaTM 2 Runtime Environment, Standard Edition
Java 2 SDK, Standard Edition JavaTM 2 Software Development Kit, Standard Edition
JavaBeans JavaBeansTM
JavaMail JavaMailTM
JAXP JavaTM API for XML Processing
JCA J2EETM Connector Architecture
JCE JavaTM Cryptography Extension
JDBC JDBCTM
JavaTM Database Connectivity
JDK JavaTM Development Kit
JMS JavaTM Message Service
JNDI Java Naming and Directory InterfaceTM
JNI JavaTM Native Interface
JSF JavaServerTM Faces Reference Implementation (RI) Version: 1.1_01 FCS
JSP JavaServer PagesTM
JSTL JavaServer PagesTM Standard Tag Library
JTA JavaTM Transaction API
JTS JavaTM Transaction Service
Servletまたはサーブレット JavaTM Servlet
WAR Web ARchive

適用OSの違いによる機能相違点の表記

このマニュアルは,適用OSがWindows,AIX,HP-UX,およびLinux,およびSolarisの製品に対応します。OSによって記述を書き分ける場合,次に示す表記を使用して,それぞれの説明にOS名を明記しています。

表記 意味
Windowsの場合 Windowsに該当する表記です。
Solarisの場合 Solarisに該当する表記です。
UNIXの場合 UNIX(AIX,HP-UX,Linux,Solaris)に該当する表記です。

このマニュアルで使用している略語

このマニュアルで使用している英略語を次に示します。

英略語 英字での表記
API Application Programming Interface
ASCII American Standard Code for Information Interchange
BLOB Binary Large Object
BMP Bean-Managed Persistence
BMT Bean-Managed Transaction
CMP Container-Managed Persistence
CMR Container-Managed Relationship
CMT Container-Managed Transaction
CORBA Common Object Request Broker Architecture
CSS Cascading Style Sheets
CSV Comma Separated Value
CUI Character User Interface
CVS Concurrent Versions System
DB Database
DBMS Database Management System
DD Deployment Descriptor
DII Dynamic Invocation Interface
DNS Domain Name System
DTD Document Type Definition
EAR Enterprise ARchive
EIS Enterprise Information System
EJB QL EJB Query Language
EPS Encapsulated Post Script
EUC Extended UNIX Code
GIF Graphic Interchange Format
GUI Graphical User Interface
HA High Availability
HTML Hyper Text Markup Language
HTTP Hyper Text Transfer Protocol
HTTPS Hyper Text Transfer Protocol Security
IDE Integrated Development Environment
IDL Interface Definition Language
IIOP Internet Inter-Orb Protocol
JIS Japanese Industrial Standards
LAN Local Area Network
LDAP Lightweight Directory Access Protocol
LDIF LDAP Data Interchange Format
MDA Model Driven Architecture
MIB Management Information Base
MVC Model View Controller
OID Object Identifier
OMG Object Management Group
ORB Object Request Broker
OS Operating System
OTS Object Transaction Service
OTM Object Transaction Monitor
PNG Portable Network Graphics
POA Portable Object Adapter
PS PostScript
RAC Real Application Clusters
RAR Roshal Archive
RD Relational Database
RDB Relational Database
RMI Remote Method Invocation
RPC Remote Procedure Call
SCCS Source Code Control System
SDK Software Development Kit
SFO Session Fail Over
SHA Secure Hash Algorithm
SNMP Simple Network Management Protocol
SPI Service Provider Interface
SPP Service Providing Program
SSL Secure Sockets Layer
SVG Scalable Vector Graphics
TCS Transaction Context Server
UCS Universal multi-octet coded Character Set
UML Unified Modeling Language
UNC Universal Naming Convention
URI Uniform Resource Identifier
URL Uniform Resource Locator
UTF UCS Transformation Format
VM Virtual Machine
XML Extensible Markup Language

このマニュアルの図中で使用している記号

このマニュアルの図中で使用している記号を,次のように定義します。

[図データ]

このマニュアルで使用している記号

注意
間違いやすい点,および間違うとトラブルが発生するような項目について説明しています。
ポイント
その説明の要点について説明しています。
参考
補足的な情報を説明しています。

このマニュアルのGUIの説明で使用している記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用してGUIを説明しています。

記号 意味
[  ] 画面の名称および画面に表示されている項目を表します。
[  ]−[  ] −の前に示したメニューから,−の後ろのメニューを選択することを表します。
[  ]+[  ] +の前のキーを押したまま,後ろのキーを押すことを表します。
<  > <>内の名称がユーザの環境によって異なることを表します。
「  」 入力値,可変値,またはメッセージなどを表します。

このマニュアルのコマンドの説明で使用している記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用してコマンドを説明しています。

記号 意味
横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,「または」を意味します。
(例) A | B
 A またはB を指定することを示します。
{   } この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを示します。項目が横に並べられ,記号|で区切られている場合は,そのうちの一つを選択します。
(例) {A|B|C}
 A,BまたはCのどれかを指定することを示します。
〔 〕
[ ]
この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか一つを選択します。
(例1) 〔A〕
 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。
(例2) 〔B | C〕
 「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。

このマニュアルのコーディング例で使用している記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用してコーディング例を説明しています。

記号 意味
:
...
記述が省略されていることを示します。
/*   */
//
コメント文であることを示します。

フォルダとパスの表記について

このマニュアルでは,IDEやJavaコマンドでの表示に従い,フォルダ/ディレクトリの表現,およびパスの表記(「\」または「/」)を変更している場合があります。ご使用の環境に合わせて,フォルダ/ディレクトリの表現,およびパスの表記を置き換えてお読みください。

また,UNIX環境で使用する場合は,本文中の「<Cosminexusのインストールディレクトリ>\」の表記を次のとおり読み替えてください。

/opt/Cosminexus/

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

宛先(あてさき) 個所(かしょ) 括る(くくる) 桁(けた) 汎用(はんよう) 必須(ひっす) 閉塞(へいそく)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)は,それぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。