JP1/IMと連携してシステムを集中監視する場合の設定内容を次に示します。

• 監視ツリーの自動生成の設定
  JP1/IMでCosminexusの障害や稼働性能を監視するために必要な設定をして，JP1/IM - Central Console^※の統合スコープに表示するCosminexus用の監視ツリーを自動生成します。設定方法については，「16.2　監視ツリーの自動生成の設定」を参照してください。
  
• 障害監視の設定
  JP1/IM - Central Console^※の統合コンソール，またはJP1/IM - Central Scope^※の統合スコープから，Cosminexusシステムで発生した障害を監視するための設定をします。設定方法については，「16.3　障害監視の設定」を参照してください。
  
• 稼働性能監視の設定
  JP1/IM - Central Console^※の統合コンソールとJP1/IM - Central Scope^※の統合スコープを使用して，Cosminexusシステムの稼働性能を監視するための設定をします。設定方法については，「16.4　稼働性能監視の設定」を参照してください。
  　
  注※　JP1/IM - Central ConsoleとJP1/IM - Central ScopeはJP1 Version 7iの製品です。JP1 Version 8の場合，この二つの製品はJP1/IM - Managerに統合され，内部コンポーネントとして提供されています。
  

システムの構成情報の定義および管理をJP1/IM - CMと連携して実施できます。JP1/IM - CMを使用すると，GUIを使用してビジュアルにシステムの構成情報を定義したり，定義した構成情報を管理したりできます。また，JP1/IM - CMでは，定義したシステムの構成情報をXMLファイルとして出力できます。このXMLファイルは，Smart Composer機能でシステムを構築するときに作成する簡易構築定義ファイルとして使用できるので，Smart Composer機能を使用したシステム構築がより簡単になります。

なお，JP1/IM - CMとの連携の概要およびSmart Composer機能については，マニュアル「Cosminexus　機能解説」，およびマニュアル「Cosminexus　簡易構築・運用ガイド」を参照してください。