この節では,Cosminexusを利用して構築できるシステムの概要について説明します。なお,このマニュアルでは,次に示す環境の構築方法について説明します。
- Application Serverでのアプリケーションの実行環境の構築方法
Application Serverでは,次の2種類の実行環境を構築できます。
- J2EEアプリケーションの実行環境
- バッチアプリケーションの実行環境
J2EEアプリケーションおよびバッチアプリケーションの実行環境は,Cosminexusが提供する構築支援機能(Management Server)のSmart Composer機能を使用して構築します。Smart Composer機能を使用すると,同じ構成の業務サービスを提供するサーバを複数持つWebシステムが,ファイルやコマンドで迅速に構築できます。Smart Composer機能で構築したシステムでは,Smart Composer機能のコマンドを使用して一括運用したり,そのほかのCosminexusのコマンドを使用して個別運用したりできます。Smart Composer機能については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
システムの構築方法については,「1.1.1 アプリケーション実行環境の構築(Application Server)」を参照してください。
- 参考
- アプリケーションは,目的とする業務内容に合わせて開発してください。J2EEアプリケーションの開発については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション開発ガイド」を参照してください。バッチアプリケーションの開発については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のバッチアプリケーションに関する説明を参照してください。
- 実行環境で使用できるオプション製品(uCosminexus Client,Web Redirector,uCosminexus Operator)の環境の構築方法
Cosminexusでは,実行環境で使用できるオプション製品として,uCosminexus Client,Web Redirector,uCosminexus Operatorを提供しています。これらのオプション製品を使用して,次のような環境と組み合わせることもできます。
- <この節の構成>
- 1.1.1 アプリケーション実行環境の構築(Application Server)
- 1.1.2 EJBクライアント環境の構築(uCosminexus Client)
- 1.1.3 Webリダイレクタ環境の構築(Web Redirector)
- 1.1.4 実行環境に対するGUI操作環境の構築(uCosminexus Operator)
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