Cosminexus 機能解説

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付録H.3 下位互換用のクラスローダ構成

デフォルトのクラスローダ構成と,Cosminexus Version 5(05-01)以前のクラスローダ構成では内容が異なります。このため,下位互換用にクラスローダ構成を変更するためのオプションがあります。Cosminexus Version 5(05-01)以前のバージョンからアップグレードインストールした場合は,自動的に下位互換用のクラスローダ構成になります。

下位互換用のクラスローダ構成に変更するには,J2EEサーバ用ユーザ定義ファイル(<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC\server\usrconf\ejb\<サーバ名称>\usrconf.properties)に次の設定をします。

動作モードをベーシックモードに設定
ejbserver.server.j2ee.feature=1.3basic

ローカル呼び出し最適化機能の適用範囲をなしに設定
ejbserver.rmi.localinvocation.scope=none

下位互換用のクラスローダ構成を次に示します。

図H-3 下位互換用のクラスローダ構成

[図データ]

各クラスローダの内容を次に示します。