Cosminexus 機能解説

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21.6.1 監査ログの収集および一元管理の概要

ここでは,JP1/NETM/Auditを使用した監査ログの収集,および一元管理の概要を説明します。JP1/NETM/Auditを使用した監査ログの収集,および一元管理の例を次の図に示します。

図21-16 JP1/NETM/Auditを使用した監査ログの収集・一元管理の例

[図データ]

この例では,複数のアプリケーションサーバと運用管理サーバがそれぞれのローカルディスクに出力した監査ログを,監査ログ管理サーバで自動収集しています。また,監査ログ管理サーバに収集された監査ログを,監査ログ管理サーバが提供するデータベースで一元管理しています。監査ログの収集,および一元管理の概要を次に示します。

監査ログの収集
監査ログを収集するサーバを,監査ログ管理サーバといいます。JP1/NETM/Auditを使用すると,それぞれのアプリケーションサーバで出力された監査ログを,監査ログ管理サーバで自動収集できます。収集された監査ログは,監査ログ管理サーバのデータベースで一元管理されます。
監査ログは,次のタイミングで自動収集されます。
  • 指定した日時に定期的に収集
  • イベントデータベースの切り替え時に自動収集
それぞれの収集方法の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/Audit」を参照してください。

監査ログの一元管理
JP1/NETM/Auditは,監査ログを一元管理するデータベースを提供します。このデータベースを,監査ログ管理データベースといいます。監査ログ管理データベースを使用して収集した監査ログを一元管理すると,収集した監査ログの検索,集計,結果の出力などができるようになります。
JP1/NETM/Auditを使用した監査ログの一元管理の詳細は,マニュアル「JP1/NETM/Audit」を参照してください。