Cosminexus 機能解説

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21.4.4 論理サーバおよびJ2EEアプリケーションの起動と停止の自動化の仕組み

JP1/AJS2で定義したジョブおよびジョブネットを使用して,論理サーバとJ2EEアプリケーションの起動と停止の運用を自動化します。

自動化した場合の処理の流れを次の図に示します。

図21-14 論理サーバおよびJ2EEアプリケーションの起動と停止を自動化した場合の処理の流れ

[図データ]

  1. ジョブネットで設定した時間になると,ジョブに定義した論理サーバやJ2EEアプリケーションの起動または停止を実行するためのコマンドとパラメタが,JP1/AJS2 - Managerから各ホストのJP1/AJS2 - Agentに送信されます。
  2. ジョブの実行指示を受け取ったJP1/AJS2 - Agentは,ジョブに定義されていたCosminexusの運用管理コマンド(mngsvrutil)を実行して,Management Serverに処理を要求します。なお,JP1/AJS2 - Agentの処理は,要求が完了したところで終了します。
  3. Management Serverは,各ホストの運用管理エージェントに対して,処理の実行を要求します。
  4. 運用管理エージェントによって,要求された処理が実行されます。

Cosminexus運用管理コマンド(mngsvrutil)の機能については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。