JP1/IM - CMと連携すると,Smart Composer機能でのシステム構築時に,GUIを使用してビジュアルにシステム構成を定義できます。また,JP1/IM - CMでは,定義した構成情報をXML形式のファイルでエクスポートできます。出力したXMLファイルは,Smart Composer機能で使用する簡易構築定義ファイルとして利用できます。簡易構築定義ファイルとは,Webシステムの構成について定義したファイルです。JP1/IM - CMとの連携で,Smart Composer機能を使用したシステム構築がより簡単になります。
JP1/IM - CMとSmart Composer機能を使用したシステム構築の流れを次の図に示します。
図21-8 JP1/IM - CMとSmart Composer機能を使用したシステム構築の流れ
- JP1/IM - CMでシステムの構成を定義します。
Cosminexus用のシステム構成を定義する方法については,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド」,またはマニュアル「JP1 Version 7i JP1/Integrated Manager - Central Information Master システム構築・運用ガイド」を参照してください。
- JP1/IM - CMのエクスポート機能を使用して,Cosminexus Smart Composer用ファイルを出力します。
JP1/IM - CMのコマンドを使用して,定義情報をXML形式のファイルでエクスポートします。出力したCosminexus Smart Composer用ファイルは,Smart Composer機能の簡易構築定義ファイルとしてそのまま利用できます。
- Smart Composer機能で提供するコマンドを使用して,システムを構築します。
Smart Composer機能で提供するコマンドを使用して,次の操作を実施します。
- JP1/IM - CMで出力したCosminexus Smart Composer用ファイル(以降,簡易構築定義ファイル)に,抽象パラメタを展開します。
- 抽象パラメタ展開済みの簡易構築定義ファイルの情報から,Cosminexusの運用管理サーバ上のManagement ServerにWebシステムの情報モデルを生成します。
- Management Server上の情報モデルを基にWebシステムを構築します。
- WebシステムにJ2EEアプリケーションおよびDB Connectorをデプロイします。
Smart Composer機能で提供するコマンドやSmart Composer機能を使用したシステムの構築方法については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
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