Cosminexus 機能解説
この節では,コンソールログの出力機能について説明します。
Management Serverを利用して運用する場合,運用管理エージェントが起動したプロセスの標準出力や標準エラー出力などを,コンソール出力情報として取得できます。コンソール出力情報の取得を次の図に示します。
図18-7 コンソール出力情報の取得
運用管理エージェントが各プロセスから取得したコンソール出力情報は,ログファイル(コンソールログ)に出力されます。
また,Server Plug-inを使用している場合,コンソール出力情報は,Management Serverを経由してEclipseのコンソールにも表示されます。コンソール出力情報は,イベントとしてManagement Serverに通知されます。イベントはイベントキューに滞留され,順次イベントキューからイベントが取り出されてManagement Serverに通知されます。Management Serverが起動していないなどの理由でイベントを通知できない場合には,通知できるまでイベントが再送されます。イベントキュー内に滞留しているイベントがキューのサイズを超えた場合には,古いイベントから破棄されます。
次の方法で論理サーバ,J2EEアプリケーション,リソースを操作する場合には,運用管理エージェントがプロセスを起動および停止するため,コンソールログを取得できます。
コンソールログの出力対象となるのは,次のプロセスです。
ただし,Windowsの場合には,間接起動のプロセスからはコンソールログを取得できません。間接起動される論理サーバについては,「17.3.2 論理サーバの起動・停止と稼働確認」を参照してください。
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