Cosminexus 機能解説
ユーザログ機能を使用した場合,次に示すフォーマットでログが出力されます。
番号 日付 時刻 | AppName | pid tid | MsgID | メッセージテキスト | CRLF |
フォーマットの項目の出力内容を次に示します。
表18-4 ログフォーマット
項目 | 出力内容 |
---|---|
番号 | トレースコードの通番(4けた)が出力されます。0000から始まり,9999まで行くと,0000に戻ります。 |
日付 | 出力時の日付(yyyy/mm/dd形式)が出力されます。 |
時刻 | 出力時の時刻(hh:mm:ss.nnn形式)が出力されます。 |
AppName | アプリケーション識別名が出力されます。アプリケーション識別名は,16バイト以内で指定します。長さの制限を超えた場合は,切り捨てられます。 |
pid | プロセス識別子(16進表示)が出力されます。OSの管理する値とは異なります。 CJMessageFileHandlerを使用して出力したログの場合,JavaVMがRuntimeのインスタンスに付けたハッシュ値が出力されます。 CJMPMessageFileHandlerを使用して出力したログの場合,JavaVMが日立トレース共通ライブラリをロードした時刻(ミリ秒単位の時間)の下位32ビットが出力されます。 |
tid | スレッド識別子(16進表示)が出力されます。JavaVMがThreadのインスタンスに付けたハッシュ値です。OSの管理する値とは異なります。 |
MsgID | メッセージIDが出力されます。メッセージIDは,21バイト以内で指定します。長さの制限を超えた場合は,切り捨てられます。 |
メッセージテキスト | メッセージの本体です。CR(0x0D),LF(0x0A),NULL(0x00),EOF(0x1A)などの制御文字を含まない任意の文字列です。長さは0〜4,095文字で指定します。長さの制限を超えた場合は,切り捨てられます。なお,制御文字を含んでいた場合の出力内容は保障されません。 |
CRLF | レコード終端記号(0x0D,0x0A)が出力されます。 |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.