Cosminexus 機能解説

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15.2.1 バッチアプリケーションの作成規則

バッチアプリケーションの作成規則について説明します。

<この項の構成>
(1) バッチアプリケーションのファイル形式
(2) バッチアプリケーションに実装できる処理
(3) バッチ処理の開始と終了

(1) バッチアプリケーションのファイル形式

バッチアプリケーションは,JavaVMで規定しているクラスファイル形式にします。なお,複数のクラスを使用する場合は次のこともできます。

(2) バッチアプリケーションに実装できる処理

バッチアプリケーションには,Javaで記述できる処理を実装できます。ただし,ファイルの操作やバッチアプリケーション内で使用するスレッドなどについて,使用時の注意事項があります。アプリケーション作成時の注意については,「15.2.2 バッチアプリケーション作成時の注意」を参照してください。

(3) バッチ処理の開始と終了

バッチ処理の開始および終了は,バッチアプリケーションに次のように定義してください。

●バッチ処理の開始

バッチ処理の開始メソッドとして,次のどちらかのメソッドをバッチアプリケーションに定義してください。

mainメソッドの戻り値の型と修飾子が異なる場合,バッチアプリケーションは実行できません。なお,mainメソッドにはthrowsを指定できます。mainメソッドの引数には,cjexecjobコマンドに指定した引数が文字列配列で渡されます。

●バッチ処理の終了

バッチアプリケーションが次のどちらかの状態になると処理が終了します。