Cosminexus 機能解説
統合ユーザ管理フレームワークを使用してユーザ認証をする場合,ログイン時にサーブレットやJSPなどでログインモジュールを呼び出す処理を実装します。ログインモジュールを使用するには,JAASのコンフィグレーションファイルの設定が必要です。JAASのコンフィグレーションファイルの設定内容については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
次に,APIを使用した場合の,ログインの実装例を示します。
<%@ page import="com.cosminexus.admin.auth.callback.WebPasswordHandler" %> <%@ page import="javax.security.auth.login.LoginContext" %> ... <%LoginContext lc = new LoginContext("Portal", new WebPasswordHandler(request, response, null, "login.html", true)); try { lc.login(); } catch (LoginException e) { ... } %> ... |
例では,LoginContextクラスからインスタンスを生成し,その引数として,JAASのコンフィグレーションファイルのPortalエントリに記述された認証モジュールを使用するように指定しています。requestにcom.cosminexus.admin.auth.nameパラメタおよびcom.cosminexus.admin.auth.passwordパラメタが設定されている場合には,これらのパラメタを使用して認証します。そうでない場合は,login.htmlを呼び出し,ユーザから認証情報(ユーザIDとパスワード)を取得します。
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