Cosminexus 機能解説
ここでは,グローバルセッションIDの送信に使用するURLのパスパラメタについて説明します。
グローバルセッションIDは,URLのパスパラメタ名として設定されます。使用されるパスパラメタ名は,Webアプリケーション単位に設定できます。デフォルトの設定の場合,「gsessionid」になります。パスパラメタ名は,大文字と小文字を区別されます。設定方法については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」の,セッション情報の引き継ぎを行うJ2EEサーバの設定についての説明を参照してください。
Webコンテナは,リクエストのURLにグローバルセッションIDを示すパスパラメタが含まれる場合,そのIDをグローバルセッションIDとして扱い,グローバルセッションを引き継ぎます。
ただし,次の条件のどれかに該当する場合は,URLのパスパラメタに含まれるグローバルセッションIDが無効になります。
なお,Webアプリケーション内でURLを取得するServletAPIを使用した場合,取得できるURLにはグローバルセッションIDを示すパスパラメタは含まれません。URLに含まれるパスパラメタがグローバルセッションIDとして無効な場合も同様です。
リクエストURLを取得するServletAPIについては,「4.4.3(3) URL書き換えをする場合に使用するAPIと注意事項」を参照してください。
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