Cosminexus 機能解説

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11.8 CTMのゲートウェイ機能を利用したTPBroker/OTMクライアントとの接続

CTMでは,次に示すクライアントからアプリケーションサーバ上で動作するJ2EEアプリケーションを呼び出せるゲートウェイ機能を提供します。

また,CTMではゲートウェイでリクエストを送受信するときの性能解析情報を出力できます。出力した性能解析情報は,CSV形式などに変換して,ほかのJ2EEサーバの各機能が出力する性能解析情報とあわせて分析できます。性能解析トレース出力については,「17.10 システムの処理性能の解析」を参照してください。

CTMのゲートウェイ機能を使用した,TPBrokerクライアントまたはTPBroker OTMクライアントからのJ2EEアプリケーションの呼び出しの概要を次の図に示します。

図11-23 TPBrokerクライアントまたはTPBroker OTMクライアントからのJ2EEアプリケーションの呼び出しの概要

[図データ]

TPBrokerクライアントはORBゲートウェイ経由,TPBroker OTMクライアントはOTMゲートウェイ経由で,J2EEサーバ上のJ2EEアプリケーションにリクエストを送信します。ORBゲートウェイおよびOTMゲートウェイは,CTMが提供するプロセス群で,ORBゲートウェイおよびOTMゲートウェイは,CTMデーモンを起動するときに,同時に起動されます。

TPBrokerクライアントおよびTPBroker OTMクライアントからJ2EEアプリケーションへのリクエスト方法と,リファレンスの解決方法を次に示します。

なお,TPBrokerクライアントおよびTPBroker OTMクライアントからJ2EEサーバ上のアプリケーションを呼び出すためのクライアントアプリケーションの開発方法については,TPBrokerまたはTPBroker Object Transaction Monitorのドキュメントを参照してください。