Cosminexus 機能解説
DB Connector for Cosminexus RMは,Cosminexus RMと連携して,JMSインタフェースを使用してデータベースと接続するためのリソースアダプタです。
Cosminexus RMと連携することによって,サーブレット,JSP,Enterprise Bean(Session Bean,Entity Bean,Message-driven Bean)から,JMSインタフェースを使用してデータベース上のキューにアクセスできます。また,JDBCインタフェースを使用して,データベース上のテーブルにもアクセスできます。
JMSインタフェースとJDBCインタフェースを使用して同じデータベースにアクセスするとき,グローバルトランザクションを1フェーズコミットで処理できます。これによって,処理性能が向上します。また,JMSインタフェースとJDBCインタフェースによるデータベース接続に使用する物理コネクションを共通できるため,リソースを有効活用できるようになります。
DB Connector for Cosminexus RMとCosminexus RMによる接続の概要を次の図に示します。
図9-6 DB Connector for Cosminexus RMとCosminexus RMによる接続の概要
DB Connector for Cosminexus RMとCosminexus RMによるデータベース接続では,JDBCドライバに,HiRDB Type4 JDBC Driver,Cosminexus DABroker Library,またはOracle JDBC Thin Driverを使用します。
DB Connector for Cosminexus RMの設定の詳細については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のリソースアダプタの設定の説明,および「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」のデータベース上のキューと接続するための設定の説明を参照してください。
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