Cosminexus 機能解説

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

9.2.5 リソースアダプタについての注意事項

ここでは,リソースアダプタについての注意事項を説明します。

デプロイ方法によって使用できない機能
リソースアダプタをJ2EEアプリケーションに含めて使用する場合,J2EEアプリケーションに含めたリソースが更新されても,次の機能は有効になりません。
  • J2EEアプリケーションの更新検知
  • J2EEアプリケーションのリロード
詳細は,「7.5.1(5) リロードの注意事項および制限事項」を参照してください。

リソースアダプタの表示名についての注意事項
J2EEアプリケーション内のEJBやWARは,J2EEリソースアダプタとしてデプロイするリソースアダプタ,およびJ2EEアプリケーションに含めて使用するリソースアダプタを同時に使用できます。ただし,一つのJ2EEサーバで同じ表示名のリソースアダプタを二つ以上使用することはできません。一つのJ2EEサーバに同じ表示名のリソースアダプタを二つ以上使用しようとすると,エラーメッセージが出力されて,リソースアダプタの開始に失敗します。リソースアダプタの開始に失敗する手順の例を次に示します。
例1.
  1. 「Rar1」という表示名のリソースアダプタをJ2EEサーバにデプロイする。
  2. 「Rar1」という表示名のリソースアダプタを含めたJ2EEアプリケーションをインポートする。
例2.
  1. 「Rar2」という表示名のリソースアダプタをJ2EEサーバにデプロイする。
  2. 「Rar2」という表示名のリソースアダプタを,インポート済みのJ2EEアプリケーションに追加する。
例3.
  1. 「Rar3」という表示名のリソースアダプタを含めたJ2EEアプリケーションをインポートする。
  2. 「Rar3」という表示名のリソースアダプタをJ2EEサーバにデプロイする。

リソースアダプタのオプショナル名についての注意事項
同じオプショナル名で複数のリソースアダプタをデプロイしている場合,エラーメッセージが出力されて,リソースアダプタの開始に失敗します。