Cosminexus 機能解説
デフォルトの文字エンコーディングの適用については,次の点に注意してください。
次の場合は,レスポンスへのデフォルトの文字エンコーディングの設定は有効になりません。
なお,HTTPレスポンス圧縮フィルタを使用している場合は,レスポンスへのデフォルトの文字エンコーディングの設定は有効になりません。
Servlet仕様で文字エンコーディングを設定していない場合,次に示すServlet APIのメソッドには,J2EEサーバ単位またはWebアプリケーション単位で設定したデフォルトの文字エンコーディングが適用されます。
ただし,setCharacterEncodingメソッドで文字エンコーディングを変更しているときは,setCharacterEncodingメソッドで変更した文字エンコーディングが取得されます。
また,レスポンスの場合,javax.servlet.ServletResponseのresetメソッドを使用してレスポンスデータを初期化したときは,getCharacterEncodingメソッドで取得できる文字エンコーディングは,Cosminexusで設定した文字エンコーディングとなります。
なお,Servlet仕様での文字エンコーディングの設定方法については,「4.6.6 Servlet仕様での文字エンコーディング設定」を参照してください。
JSPドキュメントおよびXML形式のタグファイルで,WebコンテナがXML宣言を自動生成する場合,XML宣言内の文字エンコーディングの宣言には,レスポンスボディのエンコードに適用されたデフォルトの文字エンコーディングが出力されます。
JSPファイルへの文字エンコーディング設定は,JSPファイルのコンパイル時に適用されます。このため,すでにJSPファイルがコンパイルされている状態で,文字エンコーディングの設定を追加または変更しても,追加または変更した文字エンコーディングはJSPファイルに反映されません。設定を反映させるためには,再度,コンパイルを実施してください。
07-00でJSP事前コンパイルを実行したWebアプリケーションに対して,レスポンスへのデフォルトの文字エンコーディングを設定する場合は,再度,JSP事前コンパイルを実施してください。
デフォルトの文字エンコーディングの設定単位ごとに説明します。
なお,JSP事前コンパイル実行時でのデフォルトの文字エンコーディング設定については,「4.6.4 JSP事前コンパイル実行時の文字エンコーディングの適用」を参照してください。
デフォルトエラーページの文字エンコーディングはUTF-8に設定されているため,デフォルトエンコーディングは適用されません。
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