JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

5.9.1 JP1/NETM/DM Manager(マネージャ)のバックアップ

JP1/NETM/DM Manager(マネージャ)のバックアップを取得する場合,JP1/NETM/DM Managerのデータベースのバックアップとは別に「Asset Information Manager Limited」のバックアップも取得してください。それぞれで取得するバックアップを次に示します。

<この項の構成>
(1) JP1/NETM/DM Managerのデータベースのバックアップ
(2) 「Asset Information Manager Limited」のバックアップ

(1) JP1/NETM/DM Managerのデータベースのバックアップ

リレーショナルデータベースのバックアップを定期的に実行してください。

Embedded RDBを使用している場合
データベースマネージャの「データベースをバックアップする」から,バックアップを取得してください。
Microsoft SQL Serverを使用している場合
システムデータベース
saなどのユーザ情報が含まれるため,次のデータベースのバックアップを取得してください。
  • masterデータベース
  • msdbデータベース
ユーザデータベース
JP1/NETM/DMで使用しているデータベースのバックアップを取得してください。
Oracleを使用している場合
オフラインバックアップで取得してください。バックアップ対象は,制御ファイル,データファイル,Redoログファイルおよびパラメタファイルの,すべてのデータベースファイルです。

また,次に示すディレクトリのバックアップもあわせて取得してください。

注※1 パッケージ格納方法にファイルシステムを選択している場合に,バックアップを取得してください。

注※2 Embedded RDBを使用している場合,データベースのバックアップ時にも取得できます。

注※3 操作履歴退避ディレクトリを指定している場合に,バックアップを取得してください。

なお,一部のデータはインポート/エクスポートの機能を利用してファイル単位でバックアップを取得できます。インポート/エクスポートできるデータについては,マニュアル「構築ガイド」の「付録A.2(2) 移行できるデータ」を参照してください。

(2) 「Asset Information Manager Limited」のバックアップ

「Asset Information Manager Limited」を使用している場合,「Asset Information Manager Limited」のデータベースマネージャの「データベースのCSVバックアップ」または「Embedded RDBのバックアップ」(Embedded RDBの場合)からバックアップを取得してください。「Asset Information Manager Limited」のデータベースマネージャの操作方法については,マニュアル「構築ガイド」の「10.3 Asset Information Manager Limitedのデータベースをセットアップする」を参照してください。